クリミナル・マインド10 FBI行動分析課 #11 「永遠の人々」

「永遠の人々 / The Forever People」

(HPより)

フーバー・ダムで凍り付いた女性の遺体が見つかった。被害者は殺害された後で冷

凍された上、長期間にわたって何度も電気ショックによる蘇生術を施されていた。

その後もうひとり同様の遺体が見つかり、捜査線上に「永遠の人々」と呼ばれるカ

ルト教団が浮かび上がるが、リーダーは犯行を否定。信者たちの事情聴取を行なっ

たJJは、最初の被害者の元夫カールが息子ボビーを救うために教団に潜入している

ことを知る……。

(以下、ネタバレ）

被害者女性はサラと判明。彼女の検視によると栄養状態が偏っておりこれは正常な

精神状態でなかった事から、何やらカルト教団の様な所で洗脳されていたと推測。

様子がおかしいJJを見てリードはどうしたのかと尋ねる。JJはアフガンでのアスカ

リの残忍な拷問（シーズン９第14話参照）のショックで酷いPTSDになっていた。リ

ードはそれを聞いて何とか慰めようとするが断られてしまう。捜査ではケイトとモ

ーガンが凍傷で治療していたトムを訪問。「永遠の人々は凍らせてくれるんだ。」

と言って凍傷で指を失った手を見せてニヤリ。それを聞いてカルト教団名は「永遠

の人々」だと断定。そして新たな凍死体が発見。その男性もサラと同じように定期

的に260ドルを振り込んでいた。その相手は「地球温暖化賛成！京都議定書賛成協

会」てな感じの団体だった。NPOを装っていたので住所が判明。BAUはそのカルト教

団本部に乗り込む。JJは男性信者に話を聞くと何と彼はサラの息子で失踪中のボビ

ーの父親だった。ホッチらは教祖に話を聞くと「私はアラーの生まれ変わりなりー。

グエヘヘヘ～」とほざく。だが核心に触れようとすると「黙秘権が・・」とこしゃく



な事を言う始末。このふざけた教祖グラントを聴取した結果、実行犯ではないのが

わかった。教団内に殺人犯がいるのか？。ボビーの父親カールは単身教団内の子供

隔離部屋を探ろうとしてジョンという男に殴られる。BAUはもうこれ以上は放って

おけないと判断。強制捜査に入る。女幹部は「令状はあるのかしら？」とほざくが

モーガンは「そんなもん必要あるかい！文句があるなら、かかって来いやー！」と

一喝。子供達からジョンの家の住所を聞き出したJJは１人で急行する。待ち伏せて

いたジョンは冷凍装置を見せてニヤリ。だが意に介さないJJは躊躇なく撃って撃退。

カールも救出されボビーと涙の再会を果たす。(さすがはJJ姉貴！美し過ぎ・・・

じゃなくてかっこ良過ぎ）。事件解決後、JJを心配したリードはプレンティスに

連絡してアスカリの資料を送付してもらいJJに渡す。それに目を通したJJはアスカ

リの幻と対峙する。アスカリは「これからもお前を苦しめてやるぜ～グエヘヘヘ～

たまんね～よ、グフフフ」と言って消えるのだった。



(今回は・・・）

死んでもJJを苦しめる極悪人アスカリ。あれから１年以上経っても心の傷は癒えて

なかったんですね。プレンティスの名前も久しぶりに聞きました。それはともかく、

今回教祖を演じた親父を何処かで見かけたなと思ってたら何と「デビアスなメイド

たち」のスペンス役でお馴染みGrant Showでした。今回は一転嫌な役柄で、なかな

かの怪演ぶりでした。では、また