メンタリスト ファイナル・シーズン #5 「シルバーのブリーフケース」

「シルバーのブリーフケース / The Silver Briefcase」

(HPより)

軍との合同訓練に参加した後、レイモンド大佐と挨拶をしたジェーンは大佐に

何か違和感を感じる。そしてリズボンから、大佐の妻ニコールが8か月前に殺

されたことを聞かされ、事件を調べ直すことに。まず手始めに、犯人として

逮捕されたザック･ジェファーソンという男に話を聞くため刑務所へ向かう。

(以下、ネタバレ）

ジェーンは大佐に会って直ぐに彼が怪しいと睨んだが軍の幹部だけに、おいそ

れと尋問等出来ないので、リズボンを連れて殺害されて今は売家となっている

現場へと向かう。ニコールの発見時の肝臓の温度から大佐はアリバイありとさ

れたが、ジェーンは部屋のエアコンと扇風機を巧みに使って死体の体温を調節

したと断定する。ジェーンは大佐のオフィスを訪ね、彼に訓練の話を聞くふり

をしつつ言葉巧みに鎌をかける。そしてジェーンは大佐の部屋にマサイ族の武

器ルングを見かける。ジェーンは同じ海兵隊に浮気相手がいるとみる。それで

まだ面が割れていないワイリーを送り込んで探りを入れる。そこでオフィスに

アフリカの写真やアクセサリーを飾っているデニースという職員を見つける。

続いてリズボンがさりげなくデニースに近づいて彼女を観察する。そこで出た

結論は、彼女は共犯の可能性が高い。街の交通監視カメラに大佐と金髪女性が

車に乗っているのが映っていた。それがデニースだとふんで、殺害後に途中で

車内から着衣を脱いで捨てたと推測しそれを再現する。大佐の役はワイリーで

同乗の金髪女性役はカツラ着用のミッシェル（笑）。そして事件当時を再現し



て走行し、着衣を捨てたと思われる場所で２人で探すとワイリーは無造作に捨

ててある着衣を発見。でも何故か怯えて「ハ、ハロー、FBI！」(どこまでも

お茶目なワイリー君)。FBIに大佐自ら乗り込んで来て捜査を打ち切れとぬかし

くさるのだ。これにはアボットもノーとは言えず、自白以外に捜査は出来ない

と言う。そこでジェーンは古典的な手法に打って出る。まずは２人をお互いが

メールで呼んだかのように偽メールで呼び出す。そして目の前にブリーフケー

スを置いて「この中に確たる証拠品がある。フフフッ・・」と言って５分以内

に自供すると取引に応じると言う。大佐は「ふん！くだらん。帰らせてもらう」

と自信タップリだが、デニースはジェーンに「大佐は妻を裏切ったんだ。あん

たもその内に捨てられるよ」と言うと動揺して自供しようとする。それを制止

して大佐は「２人で殺った」と言うとデニースは怒って「酷いわ！あなた１人

で殺ったんじゃない！」と応酬する始末。改めて個別に聴取するも、お互いに

「向こうが刺した」と罪をなすり付けあう。結局どちらが刺したのか？。ジェ

ーンは聞かれても「そんなの知らん」と言う始末。あのブリーフケースに証拠

など入ってる筈もなかった。事件解決後、ジェーンは前回同様、仕事を辞めた

らどうする？とリズボンに尋ねる。そしてビーチ三昧の生活を希望するとリズ

ボンに「サメが出る」と却下される。それでも懲りないジェーン（笑）。



(今回は・・・）

どちらが犯人か？そんな事はそっちのけのジェーンが良かったです。彼らしく

て楽しそうでした。今回はワイリーとミッシェルの迷コンビぶりも面白かった。

でもアボットの件はどうなるのかな？。では、また