クリミナル・マインド11 FBI行動分析課 #2 「目撃者」

「目撃者 / The Witness」

(HPより)

ロサンゼルスで通勤バスにサリンの時限発生装置が仕掛けられ、10人が死亡す

る。バスの発着所で不審な行動を取っていた会社員チャーリーに疑いが掛かる。

犯人にサリンを供給したのは会社をクビになった化学者ガイトマンと分かるが、

間もなく、とある山荘で彼は遺体となって発見される。そしてその現場近くで

チャーリーの姿が確認されていた。ロッシは、隠し事をしている様子のチャー

リーを調査するようガルシアに命じ……。

(以下、ネタバレ）

同じ会社に勤務する妻トレーシーとぎくしゃくしているチャーリーに「指定の



PCを盗まんかい！」と脅迫の電話がかかる。そのチャーリーがバス発着場近く

でマイカーを短時間で乗降していた映像がありBAUは疑いを持つ。ロッシとタラ

が彼に話を聞く。いつもはそのバスに夫婦で乗るのに今朝は乗らなかった。妻

は早朝会議で自分は昨夜ドライブで夜更かししたからだと答えるが、ロッシは

疑念を抱く。その夜、チャーリーは指定の家にPCを盗みに入る。そこに男性の

死体があった。その男はBAUがチャーリーと共にマークしていた科学者のガイト

マンだった。彼の会社は以前サリンを軍に提供していた。BAUはプロファイリン

グを公表する。犯人は30～40代で１人もしくは２人。動機は復讐の線が高く我

慢強く手慣れた犯行である。サリンを提供したのはガイトマン。これからも犯行

が続く可能性が高い。チャーリーに脅迫相手からまた電話がかかる。指定場所に

荷物を取りに来いと言う。拒否すると「何言うとるんや？お前が嫁はんの浮気

相手を殺したん知ってるんやで。グエヘヘヘ～」と不敵に微笑む。ガイトマン殺

害現場に近いガソリンスタンドの防犯映像にチャーリーの車が映っていた。これ

で一気に怪しくなった。だがガルシアの調べでチャーリーは薬品会社に勤務する

真面目な男で怪しい点はない。だが夫婦仲が悪いのがわかった。ガルシアの調べ

でチャーリーが妻の浮気に感づいて激怒しているのを知る。ロッシ達が彼の会社

に向かうと妻がお得意先に行ったと言う。その頃彼は指定場所に荷物を取りに行

くと中身はガスマスクなのだ。ロッシはトレーシーに話を聞く。浮気相手のテオ

が行方不明になっていて兄弟が探している。その時チャーリーはドライブに行っ

たらしいが・・・。チャーリーに脅迫相手から更なる電話がかかりチャーリーは

大激怒。そしてガルシアの調べでテオはとあるカルト教団の出身で兄弟ミッチェ

ルがいる。２人でテロを計画していたがテオはトレーシーとの不倫に溺れてテロ

が嫌になっていたと推測する。ミッチェルはテオの浮気相手トレーシーの乗るバ

スにサリンを仕掛けたがその日に限って彼女は乗らず。だが彼女の夫チャーリー

がテオを殺害したのを目撃し、自分の犯行をチャーリーになすりつけようとして

いると断定。ミッチェルは過去にFBIを非難していた事があったので、ホッチは

「ここにも来るで！」と言ってるとチャーリーがそこの駐車場に飛び込んで来た

ので逮捕する。車のトランクにはサリンがびっしり積まれていて「娘が誘拐され

たんや」と吠える。モーガンはミッチェルの車を発見するが座席にはキモい人形



が座らせてあった。連邦ビル屋上でサリン・パニックを高みの見物しようとする

ミッチェルをホッチらが逮捕する。事件解決後、帰りの機内でリードはユングの

「シンクロニシティ」を読んでいるとタラは「ポリスのアルバム？」と聞く始末。

そして寝ている（ように見える）モーガンに「以前されたイタズラの仕返しをす

る」と言うと寝ている（フリの）モーガンに「何処からでもかかって来いやー！」

と返される。

(今回は・・・）

ゲストが豪華なエピソードでした。チャーリーを演じたのは「メンタリスト」の

チョウ役でお馴染みTim Kang。長髪が似合ってね～と思いました。それにちょ

っと太った？。ナタリー捜査官は「24」のシーズン6でナディア役だったMarisol

Nicols。トレーシーは「グレイズ・アナトミー」のペネロペ医師役のSamantha

Sloyanでした。ゲストに馴染みのある顔ぶれが出ていると楽しいですね。では、

また次回