パーソン・オブ・インタレスト ファイナル・シーズン #12 「実行」

「実行 / .exe」

(HPより)

サマリタンを破壊できるウイルスを盗んだフィンチは、ウイルスをNSA本部に

アップロードする準備を進めながらもなお逡巡していた。なぜならそれはマシ

ンをも殺すことになるからだ。フィンチの迷いを払拭するため、マシンはフィ

ンチに「マシンが作られなかった世界」を見せる。シミュレーションの中では、

ネイサンとフィンチの会社は成功し、カーターは警部補に昇進、ショウはコー

ルと共にISAの仕事を続けていた。

(以下、私的感想です）

フィンチはバーネットという男の家に侵入しPCを操作している。バーネットは

驚くが彼の弱みを知っており「君の車を借りるよ」と言ってニヤリ。署では、

トンネルから死体の山が発見されたとの事で大騒ぎになっている。マシンは自

分がいなかった場合の時代をフィンチに見せている。彼はネイサンとのビジネ

スに成功するがグレースと知り合う事もない。ファスコは悪徳刑事で解雇され

そこの警部補はカーターなのだ。署にはFBI捜査官のマーティンが来て「ここ

では失踪者も探すのか？」と言って写真を取り出す。ファスコは「何も知らん」

と返答する。リースとショウの前で電話が鳴る。今度の対象者はヘイズ。だが



そのじじいはグリアの偽名なのだ。フィンチはNATOの要人ベルトランを連れて

NSA（国家安全保障局）に入る。マシンのない世界ではショウは暗殺マシーン

と化して殺しまくり。フィンチはNSAのサーバに持参したアイス・ナインをコ

ピーして網膜スキャンも無事に通過。だが音声認識の所でサマリタンの手下に

拘束されてしまう。そしてファスコもマーティンに襲われて拘束されてしまう。

フィンチが連れて来られたサマリタン本部にはグリアじじいが待ち構えていて

「グエヘヘヘ～、待っていたぜ～ベイベー」と言ってよだれを垂らしながらニ

ヤつく始末。車内で目を覚ましたファスコ。運転するマーティンは「これから

お前は撃たれて死ぬんだベイベー。グフフフ・・」と不敵に微笑む。グリアに

囚われたフィンチに対してじじいは「これからはサマリタンがこの星を支配す

るんだよ、グエヘヘヘ～。その伴侶はマシンだよ」とほざく。そしてサマリタ

ンこそが絶対だと信じるグリアとフィンチのいる部屋の酸素が抜かれ始める。

じじいはあっさりと窒息死（即逝って良し）。フィンチも危機一髪だったが、

マシンが救って難を逃れる。その際にサマリタンのない世界ではリースが死ん

でしまうと告げる。フィンチはリースとショウを救って制御室へと１人向かう。

河原でマーティンはファスコに銃口を向ける。「ムフフフ～バカなお前はここ

で今死ぬんだベイベー」とほざいてファスコを撃つ。だが防弾ベストを着用し

ていたファスコが反撃し銃を奪い「ムフフフ～バカなお前はここで今死ぬんだ

ベイベー」と言って銃口を向ける。アイス・ナインの実行に二の足を踏むフィ

ンチに対してマシンは自分がいない世界の結末を見せる。それはサマリタンが

世界を支配しており、グリアはルートに「ギャリソン議員を始末しろ！」と命

令している。結局サマリタンの世界なのだ。意を決したフィンチは音声パスワ

ード「ダッシュウッド」を告げてアイス・ナインを起動する。



(今回は・・・）

遂にアイス・ナインを起動させたフィンチ。次回最終回はどういう結末を迎え

るのか？心配・・心配ですね。では、また