キャッスル ～ミステリー作家は事件がお好き8 #5 「事件の臭い」

「事件の臭い / The Nose」

(HPより)

駐車場で殺人事件が発生。覆面姿の犯人を目撃したのは、抜群に鼻が利く女性

だった。被害者は高価な物を運ぶ仕事をしており、殺された際に持っていた名

画は犯人によって持ち去られていた。フェロモンの分泌量さえ嗅ぎ分ける目撃

者を利用してベケットの心を取り戻したいキャッスルと、保険会社に絵の捜索

を依頼されたヘイリー、そしてベケットたちが、名画と犯人を見つけるため協

力して捜査を行う。

(以下、私的感想です）

周辺の監視映像から怪しい男が判明。フレディという野郎で前科は言うまでも



なく特盛りつゆだく。家まで目撃者のミアを送り届けたキャッスルは彼女を使

えると見て協力を頼む。だが家から一歩も絶対に出ないと言うので屁をこく。

臭い匂いが部屋に充満してミアは家から飛び出す（笑）。署では面通しならぬ

匂い通しをする始末。フレディは犯人の匂いではないとミアは決め打ち。彼は

被害者ジャスティンが運ぶ絵画を奪うよう依頼されたが殺害後で絵もなかった

とぬかす。依頼者ギリアムによると本当は元傭兵のリアムに移送を頼んでいた

がジャスティンが横取りしたのでフレディに奪還を依頼していたと言う。ライ

アンとエスポジートは直ぐにリアムの元へ向かうがトンズラするので追跡すると

銃撃戦に発展。ライアンは誤ってエスポの尻をかすめてしまう。そんな中、ヘ

イリーの調べでリアムがカーターという男に電話していたのがわかる。直ぐに

カーターを署で聴取するベケット。だが「何？知りましぇ～ん」と惚け倒す。

リアムをまんまと取り逃がした格好だが、何とキャッスルとミアのコンビが逃

走車両を見つけてリアムを見事にトランクに閉じ込める。素人２人のお手柄に

苦虫を噛み潰したようなライアン＆エスポ。誤って尻を撃ったのを聞き、キャ

ッスルは「アスポジート（ケツポジート）」と言って爆笑する。だが肝心のジ

ャスティン殺害を否定するリアム。回収した絵は偽物と判明。本物はまだ真犯

人がよだれを垂らしながら持っているのだ。あの絵は曰く付きでこれまで何度

も競売に出された過去があった。そんな絵を取り戻そうとしたのはギリアムの

手下ロレンゾだった。こいつはキャッスル宅に銃持参で現れて「絵を渡せ！」

と迫るがキャッスルが機転を利かせて拘束する。だがこいつもまた被害者で、

絵を手にいれようとジャスティンに頼んだのだが彼は殺害された。キャッスル

とベケットが再度現場を捜査すると犯人らしき毛髪を採取する。これはジャス

ティンの弟グラハムだった。こいつは絵が得意で兄から贋作の製作を依頼され

ていた。しかしグラハムはギャンブルにはまって借金がかさんでいた。それで

兄からの贋作製作依頼があって本物を手に入れて換金しようとしていた。こい

つは「兄を殺すつもりなんてなかったんだよ～」とほざく（みんなそう言うん

や」事件解決後、ギクシャクした関係にうんざりしたライアンはエスポに尻を

向けて「さぁ俺のアス（尻）を撃て！」と吠える。キャッスルは匂いの無い花

（造花）持参でミアを見舞う。ベケットとキャッスルの雪解けはまだ遠い？



（今回は・・・）

ヘイリーは一体何者なのか？まだ疑問が残ります。では、また