ベイツ・モーテル3 ～サイコキラーの衝動～ #7 「最後の晩餐」

「最後の晩餐 / The Last Supper」

(HPより)

ノーマは、ロメロが撃たれていたことを知って驚く。ボブ・パリスと取引した

のが原因だと、ロメロはノーマに気を付けるよう忠告するが、彼女は耳を貸さ

ない。一方、ディランからノーマンの症状について、意識が飛ぶだけではなく

人格が変わることを聞いたノーマは、ジェームズにセラピストとしてノーマン

と話すよう頼む。母親の男友達に嫉妬するノーマンを見たジェームズは、彼に

母親と寝たいのかと問い……。

(以下、私的感想です)

パリスが自宅の敷地内に駐車された車を覗くと中にマーカスの射殺体と「保安

官の立候補やめます」という張り紙があった。これはロメロからの警告なのだ。

ディランはエマの父親に会って彼女の病状を聞くと予想以上に悪く余命数年だ

と聞かされる。肺を移植しないといけないが順番が回るまで間に合わないと言

う。ポートランドの病院に2万ドル寄付すれば移植リストの順位が上がるらし

いが、そんな金はないと言う。ロメロはノーマからメモリーの中身が帳簿であ

ると聞かされる。直ぐに農園に向かいガナーに中身を見せてもらう。するとそ

の帳簿にロメロの母親の名前があるのだ。その事はパリスも認識していた。帰

宅したディランはノーマに弟が妄想状態になった時、母親の服を着て人格も母

親になっていたと告げる。ロメロは帳簿に母の名が記載されているのは父親の

せいだとパリスに聞かされていたので服役中の父親に面会に行って追及するが

「グエヘヘヘ～俺は女房を愛していたぜ～ベイベー」とほざく。一方農園には

髭面の男ホーガンが来てケイレブに高額の仕事を引き受けないかと誘うと断る

が、ディランが興味を示す。ケイレブに聞かれるとエマの病気の事を話して、

まとまった金がいると答える。自宅にフィニガンが訪ねて来る。ノーマンと話

をしたいと言うので会わせる。ノーマンは母と寝たのか？との質問に固執する

ので、フィニガンは「ママと寝たいのか？」と逆に質問するとブチ切れしたノ

ーマンはフィニガンの首を絞める。だが途中で止めるとフィニガンは慌てて帰

ってしまう。エマはディランとの食事に出かけようとすると父親に制止される

が彼女は「残り少ない自分の人生はやりたいように過ごすわ」と言われて反論

出来ない父。ノーマは怪我をしているロメロをモーテルで休ませる。そして、

今夜はディナーだと言って食事の準備を始める。そして花持参で来たケイレブ

を一度は追い返すが、不憫に思い食事に招き入れる。部屋の隅に置かれた古び

たピアノを見たケイレブはノーマに「子供の頃に弾いていた曲を演ってくれ」

とリクエスト。戸惑いつつ演奏しケイレブと一緒に歌い始める。2人の楽しそ

うな雰囲気にディランも穏やかな表情を見せる。だが横に立つノーマンだけは

鬼のような形相で見つめる。休んでいたロメロも目を覚まし一緒に食事に誘わ

れる。そしてベイツ家で晩餐会（？）が始まる。皆笑顔で食事する。その夜、

寝床についたノーマの傍らでノーマンが忍び寄る。そして寝息を立てる母親の

体をまさぐり始めるノーマンはよだれを垂らしながら「グエヘヘヘ～」とニヤ

つく。

(今回は・・・）

珍しくハッピーエンドな終わり方かなと思っていたら、ノーマンがやってくれ

ましたよ。オカンの体をまさぐってましたね。変態道一直線ですね。では、また