エレメンタリー5 ホームズ＆ワトソン in NY #2 「連城の壁」

「連城の壁 / Worth Several Cities」

(HPより)

ギャング団マラ・トレスが使っていた密輸業者レイ・トーレスが殺害され、ギ

ャング団リーダーのアルコンがホームズに犯人捜しを依頼してくる。現場へ向

かい、そこで北朝鮮製の靴跡を見つけたホームズは、入港した北朝鮮の船を捜

し出す。船長によると、レイは盗まれた金属製の箱を取り戻しに行ったらしい。

彼がお宝を見つけたようだと聞いたホームズは、それが千年以上失われていた

中国皇帝の帝位の象徴であることを突き止め……。

(以下、私的感想です)

ホームズは自分の友人を殺した売人を見つけたら仕事を引き受けると返答する。

そして自宅には早速スーツ姿の怪しい東洋人3人が訪ねて来て、探している箱を

渡してくれたら礼は弾むと言ってくる。ホームズは船長の携帯からレイの恋人

宅を見つけてベル刑事と向かうと家にいたのは男だった。レイはお宝を競売で

売り払って儲けようとしていたらしい。その入札者が関与しているのか？。そ

の相手と会っていた場所へと向かうと地面がかなりへこんでいた。相当な重量

の車に乗っていたのがわかった。そんな装甲車並みの車に乗るのは採掘業社の

ヴァックス社CEOのウェインが浮上する。こいつはアジア美術のコレクターで

もある。一方ワトソンは、この件と並行してシンウェルの娘探しも引き受ける。

早速会いに行くも接見禁止命令を突き出して取り巻きが会わそうとしない。よ

く見ると2年も前に申請していたのだ。その夜、ホームズ宅にウェンディという

若いアジア系の女性が訪ねて来る。彼女は中国商務部の部長クオ・ランチンの

娘だと言う。台湾より中国が金持ちだとぬかすのだ。そしてアルコンが呼ぶの

で会いに行くとホームズが探していた売人の死体を見せて「ヨ～ヨ～俺は仕事

をしたからお前も仕事しろよベイベー」とほざく。だが接見禁止命令まで出し

ていたウェインがホームズに突然会って「協力したい」と言い出す。帝位は自

分が落札していたからと明かす。一方ワトソンはシンウェルの娘の養母に会っ

て話をするが、前科者の父親にあの娘は会わせられないと拒否される。食い下

がるも「クソでも喰らってろと言っといて」と返される始末。鑑定人Cの調べ

でデンシャム美術館が浮上する。そして北朝鮮が帝位を密輸してそれをレイが

盗んでいたと推測する。ところがデンシャムの自宅に向かうと彼は既に殺害さ

れていた。その凶器が例のお宝の帝位（印章）なのだ。レイ殺害犯と今回の殺

害犯は共に長身で左利きという特徴があるようだった。ウェインの警備主任も

特徴が一致する。ホームズは社の財政が赤字のウェインが手下の警備主任にレ

イを殺害させて帝位を盗ませてあえてそれをデンシャム殺害現場に残させたと

推測する。ひいきの密輸業者レイを殺されて激怒しているアルコンにウェイン

の事を話すと八つ裂きにされるぞと脅す。自首したらアルコンを説得すると約

束する。事件解決後、ワトソンはシンウェルに会うと彼は娘を見つけ出してい

た。だが信用がない今は声をかけないと言う。

(今回は・・・）

ゲストに見覚えのある顔がありました。アルコンを演じたのはJon Huertas。

「キャッスル」のエスポジート刑事役でお馴染みですね。NHKで始まったドラマ

「This Is Us」にも出るみたいですね。そしてCを演じたのJane Alexander。

映画「クレイマー、クレイマー」や「テスタメント」に出ていた名女優もすっか

り婆さんになっていました。最近はドラマ「ブラックリスト」や「グッド・ワイ

フ」にも出てました。では、また