「死の行軍 / Self Fulfilling Prophecy」
陸軍士官学校の演習地で出発命令を出した上官が来てみると何かやけに静か
である。奥へと歩いて行くと何と生徒が5人も木で首を吊って死んでいたのだ。
フロリダ州の陸軍士官学校の野外演習地で生徒が5人首を吊って集団自殺を
した。実はこの件の2週間前にもベイリーという生徒が同じく首吊り自殺を
遂げていた。今回は6人グループの内5人が一斉に自殺した。だが、残るジョシュ
だけは姿を消していた。そもそもこの学校はFBI長官の母校であり、補助金の
交付にも影響するらしくストラウスばば・・もとい女史も同行する。
早速現地へ向かう機内でプロファイリングを始める。(with : ストラウス)
最初に自殺したベイリーはまだ13歳だった。この学校は歴史も長く昔堅気の
校風でネットも完備されていない。
学校に到着しマッシー大佐が出迎える。他の生徒達には事実を伝えておらず
通常通りにスケジュールを組んでいて、遺族は続々到着している。聞かれた
事に答えるだけで協力する気などさらさら無い雰囲気である。
ロッシとプレンティスは上官トーズの案内で現場に出向く。トーズも動揺する
など微塵もなく淡々と事実を話す。ネットはおろか無線ですらご法度の場所での
過酷な訓練でジョシュは逃亡したのか?
JJは逃亡したジョシュの両親に話を聞く。ジョシュは短気でキレ易い性格
だったので強制的に入学させたのだった。学校への無理矢理に連行されての
事だった。
ストラウスとモーガンは寮内を見て周る。ベッドは等間隔で全くプライヴェート
はない。衣食住を完全に管理されてまるで刑務所状態。かなりのストレスが
原因か?
ロッシとプレンティスは現場に残された「We're Sorry (ごめんなさい)」の
メッセージに着目する。だがトーズは無関心。そのトーズによるとジョシュは
先輩格で新入生の指導役にもなっていて森の中にも精通しているらしい。
ジョシュが消えて6日経ったのにマッシーも無関心。私に責任があると言う
なら笑止千万だ」と言う。あくまで指導方針に問題はないとするマッシー。
ホッチらは考えをまとめるが、どうも腑に落ちない点もある。ベイリーは
ジョシュの部屋で首を吊ったと記録にあるが本当か?そして6日も姿を現さない
彼が本当は殺害犯ではないか?と疑いの目を向ける。その頃ジョシュは手製の
武器を持って身を隠す。
BAUの面々はやはりジョシュが全ての死に関わったと推測する。そしてリードが
検視報告書を見るとどうやら死んでから首を吊った状態なのが判明する。でも
どうやって仲間5人も殺害出来たのか?
ロッシとプレンティスは他の生徒達に自殺した6人やジョシュの事を聞く。
ジョシュは規律を遵守する真面目な性格らしいが他の6人の事には口を閉ざす。
ジョシュの両親によるとベイリーが自殺した後、遺品の整理に来たベイリーの
父親に遺品をまとめて手渡したと言う。そんな優しい息子だと母は語る。
ロッシとプレンティスは洗濯をするまだ幼い生徒に話を聞く。彼によると
死んだタッカーは苛めっ子でベイリーは格好の標的で毎晩苛められていたらしい。
それでジョシュは仕返しを?だがポイント制の学校で、ジョシュはポイント不足
で森での野外演習には出られない筈だったらしい。(ポイント制の学校?)
モーガンはジョシュと面識のあるベイリーの父親クリスに話を聞けばヒントが
あると考えてこちらに来てもらうようにマッシー大佐に電話してもらう。だが
森の中で電話が鳴るのを聞きつけたトーズが見たのはクリスの串刺し死体だった。
ロッシとプレンティスは現場へと急行する。クリスは森の中の罠にかかって
串刺しになった。これを仕掛けたのがジョシュなのは明らか。そもそも何故
こんな場所へ来たのか?バッグからはベイリーが首を吊った時のシーツがあった。
息子を自殺へと追い込んだ復讐でクリスは5人を殺して木に吊った。そして
ジョシュも狙われて逃げていて彼の罠で逆にクリスは死んだと推測する。
ホッチは再度マッシーに会ってベイリーの死んだ時ジョシュがいたのか?尋ねる
が「いた」と繰り返すのみ。
ガルシアが調べるとこの学校では携帯電話も厳禁の筈だが、何とトーズ名義の
携帯があるのだ。
ホッチとJJは検視官に話を聞く。彼によると殺害された5人は何れも火傷の痕が
複数あったらしい。
モーガンとストラウスはマッシーに話を聞くが「何の事やら〜」と、惚け倒す。
遂にはストラウスがブチ切れて「あんた何か知ってるでしょう!」と怒鳴り出す
始末。モーガンが慌てて止めるが、彼女は酒臭くどうやら依存症のようである。
モーガンはストラウスの事をホッチに報告するが依存症を知っていたようで、
モーガンはそんなストラウスを組ませたので怒り出す。
5人の火傷は洗濯室の乾燥機の中に放り込まれた際のものと推測。苛めは日常化
していてマッシーはそれを黙認していた可能性が高い。クリスに彼の息子を自殺
に追い込んだのはジョシュだと吹き込んでいたのも間違いなさそうである。
苛められる弱い生徒はとことん苛めさせて、その事実は全て黙認する。そして
何かあっても闇に封印する。この学校の体質、そしてマッシー大佐は最低の
鬼畜だったのだ。そしてトーズに電話して「早く見つけて片付けろ!」と命令。
(お前を片付けたろか!)
そして逃げるジョシュの前に立ち塞がるトーズ。激しい肉弾戦が繰り広げられる
が、やはりトーズが一枚上手だった。懐から銃を取り出しジョシュに向けたその
瞬間、ホッチの銃が火を噴く。トーズを射殺・・せずに逮捕する。
何も知らず電話でしゃべり倒すマッシー。そこへモーガン登場。「あなたを殺人ほう助
で逮捕します」それでも「若造の言う事など誰が信じるものか!」とほざくが、
通話記録等証拠はタップリ。遂に両手は後に回り連行されて行く。(まるで
コールドケース・・)その様子を死んだ5人が見つめる。(見つめてないってば・・)
その代わりジョシュがマッシーに敬礼してニヤリ。(私もニヤリ)
事件解決後、BAUでホッチとモーガンはストラウスの部屋へ行く。彼女はやはり
依存症とは認めないが既に施設への入院手続きを済ませていた。ホッチは机の中を
開けると酒瓶がアホ程入っていた。遂にストラウスはこんな形でBAUを去る事になった。
(さようならストラウス)
〜今回は〜
マッシーが連行される場面は思わず書きましたが、さながら「コールドケース」
を彷彿とさせる演出でしたね。
そしてストラウス女史も遂に番組卒業。まぁ殺されなかっただけマシでしょう。
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では、また
陸軍士官学校の演習地で出発命令を出した上官が来てみると何かやけに静か
である。奥へと歩いて行くと何と生徒が5人も木で首を吊って死んでいたのだ。
フロリダ州の陸軍士官学校の野外演習地で生徒が5人首を吊って集団自殺を
した。実はこの件の2週間前にもベイリーという生徒が同じく首吊り自殺を
遂げていた。今回は6人グループの内5人が一斉に自殺した。だが、残るジョシュ
だけは姿を消していた。そもそもこの学校はFBI長官の母校であり、補助金の
交付にも影響するらしくストラウスばば・・もとい女史も同行する。
早速現地へ向かう機内でプロファイリングを始める。(with : ストラウス)
最初に自殺したベイリーはまだ13歳だった。この学校は歴史も長く昔堅気の
校風でネットも完備されていない。
学校に到着しマッシー大佐が出迎える。他の生徒達には事実を伝えておらず
通常通りにスケジュールを組んでいて、遺族は続々到着している。聞かれた
事に答えるだけで協力する気などさらさら無い雰囲気である。
ロッシとプレンティスは上官トーズの案内で現場に出向く。トーズも動揺する
など微塵もなく淡々と事実を話す。ネットはおろか無線ですらご法度の場所での
過酷な訓練でジョシュは逃亡したのか?
JJは逃亡したジョシュの両親に話を聞く。ジョシュは短気でキレ易い性格
だったので強制的に入学させたのだった。学校への無理矢理に連行されての
事だった。
ストラウスとモーガンは寮内を見て周る。ベッドは等間隔で全くプライヴェート
はない。衣食住を完全に管理されてまるで刑務所状態。かなりのストレスが
原因か?
ロッシとプレンティスは現場に残された「We're Sorry (ごめんなさい)」の
メッセージに着目する。だがトーズは無関心。そのトーズによるとジョシュは
先輩格で新入生の指導役にもなっていて森の中にも精通しているらしい。
ジョシュが消えて6日経ったのにマッシーも無関心。私に責任があると言う
なら笑止千万だ」と言う。あくまで指導方針に問題はないとするマッシー。
ホッチらは考えをまとめるが、どうも腑に落ちない点もある。ベイリーは
ジョシュの部屋で首を吊ったと記録にあるが本当か?そして6日も姿を現さない
彼が本当は殺害犯ではないか?と疑いの目を向ける。その頃ジョシュは手製の
武器を持って身を隠す。
BAUの面々はやはりジョシュが全ての死に関わったと推測する。そしてリードが
検視報告書を見るとどうやら死んでから首を吊った状態なのが判明する。でも
どうやって仲間5人も殺害出来たのか?
ロッシとプレンティスは他の生徒達に自殺した6人やジョシュの事を聞く。
ジョシュは規律を遵守する真面目な性格らしいが他の6人の事には口を閉ざす。
ジョシュの両親によるとベイリーが自殺した後、遺品の整理に来たベイリーの
父親に遺品をまとめて手渡したと言う。そんな優しい息子だと母は語る。
ロッシとプレンティスは洗濯をするまだ幼い生徒に話を聞く。彼によると
死んだタッカーは苛めっ子でベイリーは格好の標的で毎晩苛められていたらしい。
それでジョシュは仕返しを?だがポイント制の学校で、ジョシュはポイント不足
で森での野外演習には出られない筈だったらしい。(ポイント制の学校?)
モーガンはジョシュと面識のあるベイリーの父親クリスに話を聞けばヒントが
あると考えてこちらに来てもらうようにマッシー大佐に電話してもらう。だが
森の中で電話が鳴るのを聞きつけたトーズが見たのはクリスの串刺し死体だった。
ロッシとプレンティスは現場へと急行する。クリスは森の中の罠にかかって
串刺しになった。これを仕掛けたのがジョシュなのは明らか。そもそも何故
こんな場所へ来たのか?バッグからはベイリーが首を吊った時のシーツがあった。
息子を自殺へと追い込んだ復讐でクリスは5人を殺して木に吊った。そして
ジョシュも狙われて逃げていて彼の罠で逆にクリスは死んだと推測する。
ホッチは再度マッシーに会ってベイリーの死んだ時ジョシュがいたのか?尋ねる
が「いた」と繰り返すのみ。
ガルシアが調べるとこの学校では携帯電話も厳禁の筈だが、何とトーズ名義の
携帯があるのだ。
ホッチとJJは検視官に話を聞く。彼によると殺害された5人は何れも火傷の痕が
複数あったらしい。
モーガンとストラウスはマッシーに話を聞くが「何の事やら〜」と、惚け倒す。
遂にはストラウスがブチ切れて「あんた何か知ってるでしょう!」と怒鳴り出す
始末。モーガンが慌てて止めるが、彼女は酒臭くどうやら依存症のようである。
モーガンはストラウスの事をホッチに報告するが依存症を知っていたようで、
モーガンはそんなストラウスを組ませたので怒り出す。
5人の火傷は洗濯室の乾燥機の中に放り込まれた際のものと推測。苛めは日常化
していてマッシーはそれを黙認していた可能性が高い。クリスに彼の息子を自殺
に追い込んだのはジョシュだと吹き込んでいたのも間違いなさそうである。
苛められる弱い生徒はとことん苛めさせて、その事実は全て黙認する。そして
何かあっても闇に封印する。この学校の体質、そしてマッシー大佐は最低の
鬼畜だったのだ。そしてトーズに電話して「早く見つけて片付けろ!」と命令。
(お前を片付けたろか!)
そして逃げるジョシュの前に立ち塞がるトーズ。激しい肉弾戦が繰り広げられる
が、やはりトーズが一枚上手だった。懐から銃を取り出しジョシュに向けたその
瞬間、ホッチの銃が火を噴く。トーズを射殺・・せずに逮捕する。
何も知らず電話でしゃべり倒すマッシー。そこへモーガン登場。「あなたを殺人ほう助
で逮捕します」それでも「若造の言う事など誰が信じるものか!」とほざくが、
通話記録等証拠はタップリ。遂に両手は後に回り連行されて行く。(まるで
コールドケース・・)その様子を死んだ5人が見つめる。(見つめてないってば・・)
その代わりジョシュがマッシーに敬礼してニヤリ。(私もニヤリ)
事件解決後、BAUでホッチとモーガンはストラウスの部屋へ行く。彼女はやはり
依存症とは認めないが既に施設への入院手続きを済ませていた。ホッチは机の中を
開けると酒瓶がアホ程入っていた。遂にストラウスはこんな形でBAUを去る事になった。
(さようならストラウス)
〜今回は〜
マッシーが連行される場面は思わず書きましたが、さながら「コールドケース」
を彷彿とさせる演出でしたね。
そしてストラウス女史も遂に番組卒業。まぁ殺されなかっただけマシでしょう。
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