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Channel: 紀州のプーさん のんびり日記
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Donald Fagen 「The Nightfly」 ('82)

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1971年に結成したスティーリー・ダンのフロントマンの一人がドナルド・
フェイゲンですね。もう一人はウォルター・ベッカーであり、実質この
二人のデュオ・・というかプロジェクト的なバンドがスティーリー・
ダンですね。

スティーリー・ダンは後日改めて紹介させて頂くとして、今回はドナルドの
作品について軽く触れてみたいと思います。さてそのスティーリー・ダンは
着実に作品をリリースしつつ1981年に一旦解散します。

翌82年に満を持してソロデビューとなる本作「The Nightfly」をリリース
します。モノクロのジャケットにはターンテーブルとマイクの前で渋く
キメるドナルドが登場するこのアルバムは、基本的にはスティーリーの
ジャジーな雰囲気を踏襲した作風でファンには安心して楽しめる一枚です。

以前紹介したデニス・デ・ヤングのようにバンドを離れてソロ作品を発表すると
バンド時代とガラっと作風を変えるのが一般的ではありますが、スティーリー・
ダンは元々渋いバンドでしたので逆にロック色の強い作品を発表する筈もなく
これが正解だったと思います。

この作品の後は1993年に「kamakiriad」、2006年に「Morph The Cat」、
2012年に「Sunken Condos」の3枚しかリリースしていない実にマイペースな
活動を続けています。

その間、スティーリー・ダンも2000年に活動を再開。アルバムも発表して
います。その相方ウォルター・ベッカーもこれまでに2枚のソロ作品を発表
しています。(これがまたいいんですよ。)

さて今回紹介する作品は1982年発表されたドナルド・フェイゲンのソロデビュー
作です。ジャケット同様に渋い一枚です。JAZZ的でありAORっぽくもある、
実に聞き応えのある内容です。寒い冬の夜にはちょっと強めの酒の肴にも
なりそうな一枚です。あぶったイカと共に?(笑)

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では、また

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