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Channel: 紀州のプーさん のんびり日記
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キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き3 #14 「宝くじ当選者の悲劇」

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「宝くじ当選者の悲劇 / Lucky Stiff」

ホテル(?)の通路に落ちている紙幣。それを拾う執事の男性、そして開いている部屋を
覗くと客のヒクストンは死んでいた。その頃キャッスル家では母マーサに恋人だった
男性の遺産から100万ドルが送られる事になった。

事件の一報を受けてキャッスルも現場へ向かう。今回は宝くじで1円置く・・ではなく
1億ドルを当てたヒクストンが豪華な自宅で射殺された。金庫には大金があり、そこに
銃もあって揉み合いになって銃で死んだのだった。別居中の妻と娘がいるのも執事の
イーズリーの話でわかった。

ベケットはヒクストンの妻ノリーンに話を聞く。宝くじが当選したまでは良かったが
案の定そこから生活は一変。ヒクストンは浪費癖が止まらず、娘ニコールはドラッグ
に手を出してしまう。それで別居していたが、最近ホクストンは町の炊き出しに参加
するなど徐々にまともになっていて妻もよりを戻そうと考えていた矢先の事件だった。


ベケットとキャッスルは炊き出し所に出向き、責任者のエプスに話を聞く。やはりここ
でもヒクストンはお金をばら撒いていたらしい。昨日は見知らぬ男が来てヒクストンと
話していたと言う。

エスポジートがヒクストンのマンションの裏で彼の金庫にあった金の入った袋を発見
する。これには染料がついていて勝手に開けると飛び散る仕掛けになっていた。付着
していた指紋から清掃員のシプリーと判明。署に連れて来られた彼は染料をタップリ
浴びていたのだ。

ライアンが間抜けなシプリーを聴取する。だが彼は袋を拾っただけだと、眠たい言い訳
をする始末。だが彼はヒクストンにマンション前で会っていて彼は「車を盗まれた」と
言っていたと話す。それは事実で盗難車は市内を移動中だった。

車に乗っていた男は間もなく逮捕されて連行される。その男ヨークは炊き出し所で
知り合ったヒクストンに車を譲ってもらったとぬかす始末。だがその後の調べで
それは事実で名義変更もされていた。

ヒクストンは使いきれない程の大金をくだらない事に注ぎ込みまくっていた。そして
ライアンは駐車場に落ちていた彼のデジカメを発見する。それには1人の男を撮り
まくっていた。この男をマークしていたようである。

エスポジートの調べでヒクストンはミーチという男に何度も金を払っていた。その
男ミーチはベケットが何度も逮捕した事がある札付きのくされ外道である。

ベケットはミーチを聴取する。だが彼はヒクストンに頼まれて銃を売っただけだと
ぬかす。理由を聞くとヒクストンは「過去に押し潰されそうだ」と話していたらしい。


ライアンはヒクストンの部屋から前歴者2人の指紋を採取する。この2人ペイジ兄弟は
ヒクストン家に覆面をして強盗に入ったが彼の幼馴染みだったので声でバレて逮捕された。
だが刑務所が満杯で釈放されたのだ。(どんな刑務所やねん!)そして仕返ししたのか?

キャッスル家ではマーサが恋人だったチェットの遺産でアホ程買い物をしたが、
それはほぼ全て返品して金は遺族に返金すると言う。(もったいない)

ペイジ兄弟の居場所を突き止めてベケットらは張り込む。そして建物内に入ると
何とラップのレコーディングをしくさっているのだ。直ぐに話を聞くと実はヒクストン
に頼まれてオズという男をシメてくれと言われたと言うのだ。というのも娘のニコール
が薬漬けになって売人のオズのいいなりになっていたのだった。依頼されたペイジ兄弟
はそのオズをボコボコにシバキ倒したらしい。デジカメで撮っていたのはそのオズだった。
その仕返しでオズがヒクストンを殺したのか?

ニコールもオズから麻薬を買っていたのを認める。だがこやつは一筋縄ではいかない
イカレ野郎らしい。だがベケットは一計を案じる。

キャッスルの車を借りに自宅へ来たベケット。遺産の返却を断られ悩めるマーサに
助言しつつ出発する。キャッスルに「フェラーリ運転出来んの?」と言われて目が
吊り上がるベケット。

夜のN.Y.をフェラーリで疾走する美女刑事と?一匹。クラブに到着するとベケットは
腰をくねらせながらオズに近づく。そして悩ましく麻薬を求める。そしてオズが薬を
出した所でいきなり彼を抑えつける。慌てて駆けつけるボディーガードに対して、
出ました!必殺飛龍一文字二段蹴り!速攻でその場を制圧する。


オズを署に連行して聴取する。彼はペイジ兄弟にシバキ倒されて腹を立てて、仕返し
をしにヒクストンの住むマンションまで行ったが初老の紳士がいたので引き返したと
ぬかすのだ。そいつは執事のイーズリーか?

ライアンの調べでイーズリーが執事をした先の家では必ず何か盗まれていた。ベケットと
キャッスルはイーズリーに会いに行く。彼はヒクストンの家でも高価な本を盗んだのを
認めたが事件の夜に返しに来たと言う。そしてシャワーの音を聞いたとぬかす。そして
ヒクストンが当てた宝くじは彼が盗んだくじだと言うのだ。

ヒクストンは誰が買ったくじを盗んだのか?キャッスルは「案外隣人かも?」と言った
のは正解で、その隣人ハンク・ウォルターズは高齢で自然死していた。彼はいつも
ヒクストンのくじを代わりに買っていてたまたま当選した日に死んだのでそれを知った
ヒクストンが頂戴したのか?亡くなったハンクには甥のトムがN.Y.に住んでいる。

ベケットはトムを呼んで話を聞く。てっきり彼が殺したと思って追求するが彼は否定
する。実はハンクには長年連れ添った恋人がいて、血の繋がっていない息子がいた。
それは何とヨークだったのだ。

直ぐにヨークを呼んで聴取する。だが「何の事やら〜」と惚け倒す。しかし彼の部屋
からヒクストンの血痕のついた紙幣が見つかっていた。動かぬ証拠の前で観念した彼
は自供する。実は父ハンクが当てたくじの賞金を取り返しにヒクストンに会いに行った。
だが彼は当選金を全て世の中の役に立てたいと言ったので、ブチ切れたヨークと口論
になり銃を出したヒクストンと揉み合いになり銃で死んだのだ。(何たるサンタルチア)


事件解決後、マーサは恋人の遺産金を使って彼女の名で演劇学校を設立すると言うのだ。
何ともスケールのデカい考えである。

ベケットの部屋を訪ねるキャッスル。彼は何度かベケットに宝くじが当たったら何に
使うか?聞いていたが、その彼女の答えがわかったと言う。それはベケットなら母親
の名で奨学基金を設立するだろうと言うものだった。そしてそれに自分も協力したいと
申し出るキャッスルだった。

〜今回は〜

宝くじが当たったら?なんて誰しも一度は考えるでしょうけど、アメリカってスケール
が違いますね。1億ドルでしょう?1円置くではないですから(もういいって)

またしてもベケットのハートを掴んだキャッスル?ゴールは近い?

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では、また

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