クリミナル・マインド7 FBI行動分析課 #17 「禁断の果実」

「禁断の果実 / I Love You, Tommy Brown」

ティーンエイジャーのカップルが夜に部屋を抜け出して外で逢瀬を重ねる。そして
女の子が帰宅すると両親が頭を銃で撃たれて死んでいたのだ。

BAUではケヴィンがモーガンに真顔で相談してくる。実はガルシアにプロポーズ
するのでアドバイスを求めてきたのだが一笑に付すモーガン。しかしその様子を
家政婦の如く見ていたガルシアは心配になってモーガンに尋ねるが彼も言わない。

今回はワシントン州シアトルで2件の殺人事件が発生。一組目はゲイのカップル。
そして二組目は娘のいる夫婦。何れも争った形跡もなく盗まれた物もない。だが
処刑スタイルで二組共射殺されている。目的は何か？その頃三組目の夫婦が犯人
の女に射殺される。BAUは直ぐにシアトルへ飛ぶ。

早速機内でプロファイリングを始める。ガルシアによって3件目の事件も報告
される。いよいよ犯人の暴走が始まった。こやつの目的は何か？


モーガンとリードは1件目のゲイカップルの現場へ出向く。荒らされた形跡は
皆無でむしろ整然としている。処刑スタイルの意味は？

犯人の女は見知らぬ母娘に話かけてドン引きされる。その頃プレンティスとJJは
二組目の被害者ミラー夫妻の娘アビーに話を聞く。特に思い当たる節はないらしく、
教会に通う敬虔な家族だった。そして一組目のカップルも教会にはよく通っていた。
接点は教会か？

犯人の女はまた見知らぬ女性に「福祉局の方から来ました」と嘘八百をかまして
家に入る。その頃ロッシとリードは教会で被害者の二組が里親プログラムに参加
しているのを確認する。一組目が教会に通っていたのもその関係か？犯行に使用
した銃も小径で、枕で音を消す手口から見て犯人は女だと断定する。

犯人の女は女性に預かった子供が何処にいるか聞くが別の家庭に引き取られたと
言われて怒り出す。そして命乞いする女性を膝間づかせて無慈悲にも銃で蜂の巣
にする。

現場にモーガンとJJが到着する。今回は服を脱がせて何発も撃っている。明らかに
イラついている。どうして子供にこだわるのか？

ガルシアは何度もモーガンに電話するも留守電にされてしまうので益々不安になる。
そしてケヴィンに何を話していたか尋ねるがはぐらかせれてしまい、疑心暗鬼は
MAXに達する。

ホッチらはプロファイリングを公表する。犯人は40歳前後の白人女性。里親に
こだわっている辺りから流産を経験したか不妊症だと思われる。とにかく子供が
欲しい一心からの犯行なので早急の逮捕or射殺が望まれる。

犯人の女はまた新たな女性をターゲットにする。今度は里子連れである。銃で
脅して彼女の車に同乗する。


犯人の女は赤ちゃんを勝手にジョニーと呼んで自分は母親だとほざく始末。この
女、完全にイカレてしまったようである。「ほ〜らママでちゅよ〜」てな事を
言ってニヤリ×4。

また新たな犠牲者が出たとの通報が入る中、ガルシアの元にケヴィンがまた来て
彼女の大好物「台風焼きそば」を持って来る。（おいおい益々太るぞ）

現場に到着したロッシとプレンティス。今度は女性を撃ったが死んではいない。
そして子供を連れ去ったのだ。その頃犯人の女は泣く子供をあやしつつ、口紅を
塗り塗り。そして車は何処へ向かう？

犯人の女マギーは息子ほど年の若いツバメ・・ではなく恋人のトミーの自宅に
着く。そして子供を見せて「一緒に逃げましょうウフ」と言って激しく迫る。
そこへ女友達が来るや否やいきなり銃を取り出して「誰？寝たの？」と詰め寄る。
（この女怖過ぎる〜でも許す）

子供を奪われた女性カレンは小児科医で目をつけられていたのがわかった。
最初からその子が目的だったのだ。

トミーの元へ来た女友達ジュリーは室内から赤ちゃんの鳴き声を聞いて入って
来る。そしてマギーを見つける。実はマギーはトミーの通う学校の教師だった。
だが教え子のトミーに勉強以外の事を教えた為に服役していたのだ。そして
通報しようとしたジュリーを撃ってトミーと逃げようとする。驚くトミー
だが大人の女の魅力には勝てずに一緒に逃げる始末。


ガルシアの調べで赤ちゃんジョニーを産んだのはマギー。彼女は中学校の教師
だったが、事もあろうに教え子のトミーに手を出したのだ。そして校内で色々と
個人レッスンしているのがバレて刑務所に入ったが定員オーバーになって彼女は
釈放されたのだ。（どんな刑務所やねん・・前もこんな話あったような？）

教師と教え子の逃避行。2人の間に出来た子供がジョニーだった。だがマギーは
トミーがまだ自分を愛しているか気になり「嫌なら車から降りて！」と問うが、
大人の女性の色香には勝てずに彼女に付いて行く。

ホッチらはトミーの家に到着する。室内ではマギーに撃たれたジュリーが苦しんで
いた。その頃逃避行の2人はある屋敷に到着する。マギーは「ここが私達の愛の巣よ〜
ウフ」と言って彼に迫る。

ガルシアの調べでマギーはトミーの前にも他の学校で生徒を毒牙にかけていたのだ。
その子の名前がジョニー。つまりは前のつばめ・・ではなく元カレの名前をトミーとの
子供の名前にしたのだ。そしてシャワーを浴びてメークをしてトミーに対して「もう
1人子供が欲しいワ・・ウフ」と言ってまた迫る。

しかし、そんな偽りの愛は続かない。けたたましく鳴るサイレンと共に捜査チームが
駆けつける。マギーは銃をトミーに渡して「私と子供を守って！」とぬかす始末。
だがモーガンが彼女の過去の暴挙を暴いたのを説明するが信じない。「僕はマギーを
愛してるんだ！」完全に手懐けられたトミー。だが元カレの名前を子供につけたと
言われてマギーに問いただす。慌てる彼女を見て失望して投降する。そしてマギーが
銃を拾うとホッチに撃たれる。虫の息の彼女にトミーは泣き出すが、事もあろうに
トミーに向かって「愛し・・てる・・わ・・ジョニー・・」と言って崩れ落ちる。
ようやく自分の立場を理解して愕然となるトミー。


事件解決後、JJは年下の生徒と関係を持つなんて理解出来ないと言う。マギーは
終身刑になると言う。（死んでなかったのね）そしてリードはレイプ男よりも
痴女の方が罪が軽減されて美人なら尚更だと言う。それを聞いてガルシアは
「何よそれ！」そしてケヴィンを追求する。もうバレていたのだ。だが結婚よりも
今のままの関係を続けたいと言うと、あくまで結婚という形式にこだわるケヴィン
とは考えが割れてしまう。

〜今回は〜

今回のマギーのセリフは勝手に面白おかしく変更してしまいました。スイマセン。
そんな年上の女マギーを演じたのはロバート・デ・ニーロ主演のC級コメディ映画
「ミート・ザ・ペアレンツ」シリーズに出ていたTeri Polo。映画の時とは一転して
今回は悪女を好演しました。

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では、また