CSI : ニューヨーク9 #1 「燃え盛る衝動」

「燃え盛る衝動 / Reignited」

半年前に銃弾に倒れたマックもすっかり回復し、今日はN.Y.市警と消防署のアイス
ホッケー対決の観戦中。警察チームにはダニーやフラックらの姿もある。しかし
試合は大荒れ。観戦しているリンジーも「おらー！行けー！」と野次る始末。
そして試合の後は大乱闘。もうてんやわんやの大騒ぎ。そこへ火事の一報が入る。

ビル火災が起きていて消防署員は消火にあたり、警察は雑踏整理をする。マックの
親友スミスもビル内に入る。だがいきなりビルは爆音と共に大きく火を吹く。


そしてスミスはこの火災で殉職してしまい、哀しみの中で葬儀が行われる。マックも
クリスティーンを伴って参列する。

6ヶ月前。撃たれて入院中のマックは歩けるまで回復していたが、肝心の撃たれた時
の記憶がないのだ。焦るマックを慰めるクリスティーン。

火災現場にある男が現れたとの連絡が入り、マックらは急行する。その男とは9件の
放火を起こして10件目に巻き込まれた女性を救出しようとして逮捕され15年服役した
レナードだった。だが仮出所中の自分は誰かにハメられただけで無罪だと主張。犯人
逮捕に協力したとぬかすのだ。

マックとフラックは火災現場にレナードを連れて行って検証させる。彼は今回の手口
は自分の時と酷似しているが、これは自分の仕業ではないと言って否定しくさる。

マックは医師に診察してもらう。物の名称が思い出せなかったりすると言う。医師に
よると「名称失語症」だと診断される。残念ながら後遺症として完治しない可能性が
高いと言われる。


リンジーの調べで現場からゴム風船が回収されていた。そして消防士が入ると火の勢い
が一挙に増す仕掛けにしていたのがわかる。これは消防士を殺す為の罠だったと推測する。

アダムは野次馬の中に犯罪歴のある人物を探すが小物ばかり。だがジョーは管轄外の
制服を着た消防士を見つけて不自然に思い、顔認識で調べると偽消防士だと判明する。

マックは偽消防士のマーシャルを聴取する。こやつは消防士の試験に落ちてから、制服
を着て現場をうろうろしたりちょっとした放火を車にしたりするだけの単なる消防マニア
と断定する。そしてレナードが姿を消したとの連絡が入る。

そんな中、第二の火災が発生。またしても現場にレナードが現れて消防士達は仲間を
殺した犯人だと思って彼をシバキ倒す始末。だがマックは怒って消防士らを速攻で逮捕。
一度は止められたスプリンクラーが作動するように戻してあった。これもレナードが
戻したのか？

ダニーらラボのメンバーは第二の現場で回収されたゴム手袋や針といった証拠品の検証
をする。だがここから犯人が割れるのか？

マックとフラックは病院に搬送されたレナードに会って話を聞く。2件目の火災現場の
住所は何者かが紙に書いてドアの下から入れてきたと言う。マックはこの話を信じるが
フラックは信じる筈もない。


ホークスの調べで火災現場から回収した手袋から指紋がヒット。エヴァ・メイソンという
女だとわかる。こやつは服役していた時のレナードに3度も面会していたのがわかった。

ジョーとダニーらはエヴァの部屋へ急行するがもぬけの殻だった。壁一面に放火
関連の新聞記事がビッシリと貼られていた。そしてPCを見るとレナードの部屋の
LIVE中継になっていて、エヴァが銃でレナードを撃とうとしているのだ。

エヴァはレナードに憧れて自分も放火魔になっていたのだ。（何に憧れとんねん）
そして警察に協力した彼を裏切りとみなしていたのだった。そして撃とうとした
瞬間、レナードは窓を突き破って外へ飛び降りる。それから部屋は爆発する。
マックらが到着した時にはレナードは外でうずくまり、エヴァは爆死していた。

マックとジョーはレナードに対して、これからは真っ当に生きろと励ます。だが
彼には平和な家庭など今更ありえないと否定する。（部屋の爆発装置に対する
おとがめは無し？）

事件解決後、マックは心配してくれたクリスティーンに2ダースのバラをプレゼント
する。（マックとしては意外な感じ）益々ラブラブな雰囲気の2人。


そしてマックとは対照的に1人寂しく新たな部屋に入るレナード。彼はお湯を沸かす
コンロの火を見つめながら・・・

〜今回は〜

怪しい放火魔レナード。次回も再び登場予定ですね。どうなるのか？逮捕されるのか、
それとも？

そのレナードを演じたのはRob Morrow。何と言っても「NUMBERS〜天才数学者の
事件ファイル」のドン・エプス役でお馴染みですね。今回は長髪に不精髭で
最初は気づきませんでした。悪役というのにもちょっと驚きです。

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では、また