キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き3 #19 「秘密だらけの裁判所」

「秘密だらけの裁判所 / Law & Murder」

とある殺人事件の裁判中に陪審員の男性が、突然苦しみ出して倒れて間もなく死んで
しまう。

キャッスル家の朝は騒々しい。マーサの作った特製ジュースにえづくキャッスル。
学校が休みのアレクシススを映画に誘うが断られ、おまけにマーサにまで断られて
しまう。


事件の一報を受けてキャッスルは署へ出向く。死んだのはジョー・マキュージック。
殺人事件の容疑者オーティス・ウイリアムスの裁判の陪審員だったのだ。死因は毒殺。
オーティスの差し金が消したのか？

ライアンの調べで容疑者オーティスは前科タップリ。だがジョーの死亡時は拘束されて
いたので直接手を下すのは不可能。やはり手下の仕業か？

陪審員の1人が急死したのを受けて裁判は延期される事になり、被害者ライラの父親
は激怒する。だがエスポジートの調べで他の陪審の1人トニー・ミューラーが姿を消して
おり、ジョーの死に関係している可能性が浮上する。

署にジョーの弟エディが訪ねて来る。ベケットが兄の事を尋ねるが面倒見のいい
優しい兄だったと語る。

トニーが見つかり署に連行されて来る。彼は裁判所で怪しい黒人の男に裁判の事を
色々言われてビビって逃げたと言う。裁判所の防犯映像からその男はオーティスの
従兄弟ウォーデルだとわかる。そしてそのウォーデルが死んだジョーにコーヒーを
渡しているのも映像に写っていたのだ。

直ぐにウォーデルを署に連行して聴取する。だが彼はただコーヒーをジョーに渡した
だけだと言って逆ギレする始末。


ラニーの検視でジョーは医師から処方されている薬のカプセルに青酸カリが仕込まれて
いたのが判明する。という事は裁判とは無関係で殺害された可能性もある。

ライアンとエスポジートはジョーの部屋へ出向くと何者が隠れていた。直ぐに拘束
して聴取する。こやつはハンク・ポンゼル。ジョーの友人だが、彼に手紙を送るように
頼まれていたと言う。

ベケットとキャッスルは裁判所の書記官サンディ・ジェンキンスに話を聞く。彼女は
ジョーから現金を受け取っていた。

サンディはジョーにライラの裁判に参加したいと申し出てきてお金を渡しに来たらしい。
現金を払ってまで陪審員になった理由は何か？そして何故殺害されたのか？

キャッスルはアレクシスの嘘までついて行った先が気になり携帯追跡アプリで彼女の
動向を探っていた。だが直ぐにバレてしまい、逆に文句を言われてしまう始末。

署にはカーナッキ検事とライラの父親が来る。書記官を買収してまで陪審員になった事
など前代未聞らしい。

ジョーを調べていると携帯を持っているのに使い捨て携帯を購入していたのが判明する。
そしてキャッスルの調べでライラ殺害現場の写真を見ると何と野次馬の中にジョーがいた
のだ。


ジョーを怪しいと睨むキャッスルだったが残念ながらライラ殺害時刻にはアリバイがあった。
そしてライアンの調べでジョーは使い捨て携帯でカーナッキ検事に何度も電話していたのが
わかった。

ベケットはカーナッキ検事の秘書クレイグに話を聞く。電話は多くてジョーの事は覚えて
いないらしい。そしてそこへカーナッキ検事本人が来て全ての質問を遮り激怒しておまけに
刑事達を脅して帰って行く始末。

ベケットらは改めてオーティスに話を聞く。彼はライラの車を盗んだ事は認める。そこ
から怪しい指紋が出ないか？

アレクシスがキャッスルに詫びを入れに来る。実は嘘をついてまで外出したのは友達の
万引きした品の代金を支払っていたからだった。これにはキャッスルは逆に心配する。

ライラの車からジョーの弟エディの指紋が採取されたので聴取する。彼はライラとその
兄スティーブンの3人でドライブしていたが、スティーブンがラリっていて銃を誤って
暴発させてしまいライラを死なせてしまったのだ。おまけにエディに口止めを強要し、
その為エディに濡れ衣を着せられるのを恐れた兄ジョーが弟を助けようとして殺害された
のだった。

モンゴメリー警部はカーナッキ検事を訪ねる。彼はライラとスティーブンの両親を
懇意にしており次回の選挙に協力が欲しくてスティーブンを守る為にオーティスに
罪を押し付けていたのだった。結局スティーブンはライラとジョー殺害で逮捕。
そしてカーナッキ検事はもみ消した事で逮捕される。


事件解決後、ベケットは意外にもキャッスルを映画に誘う。あまり興味を示さない
キャッスルだが積極的に誘うベケットに対してニヤリ。

〜今回は〜

意外にもキャッスルを映画に誘うベケット。以後進展はあるのか？

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では、また