アンフォゲッタブル完全記憶捜査 #18 「悪魔との取引」

「悪魔との取引 / The Comeback」

テニス・クラブで練習を終えた女性が受付の男性に声をかけて駐車場へと向かう。
すると突然銃声が響く。男性は慌てて駆けつけるが女性は既に射殺されていた。

事件の一報を受けてキャリーらは現場へ急行する。アルは有力者主催の慈善パーティー
に出席する予定だったのでタキシード姿で現場に現れる始末。受付の男性は防犯
カメラの映像を見ていただけらしい。

アルとキャリーは慈善パーティーに出席する。（キャリーのドレスは胸を露出し過ぎ？）
そこで挨拶したウォルター・モーガン弁護士の声を聞いて記憶を辿る。以前未解決だった
事件の黒幕の声にそっくりだったのだ。（第14話参照）

殺害された女性はプロテニス・プレイヤーのケイラ・ヤンシー。最近は怪我で療養中
だった。ここ数日連続して強盗殺人が周辺で起きていたがキャリーは否定する。防犯
映像に写っていたケイラは犯人を知っていたような表情だったと言うのだ。

キャリーはケイラの検視をしているジョアンの元へ出向いて昨夜のパーティーで紹介
された弁護士モーガンの事を聞くが、いい弁護士だという位で有力な情報は得られ
なかった。

ローとニーナの両刑事はテニスクラブのコーチのコールマンに話を聞く。ケイラは
恋人と薬物関係で揉めていて最近別れたらしい。だが詳しい事は知らないと言う。

キャリーは自分が単独行動ばかりとるのをアルに注意されたのを思い出す。だが
パーティーで知り合ったモーガン弁護士がどうも気になってしまい、事務所に電話すると
動物園にいると言われる。

キャリーは動物園へ向かうとモーガンが1人座っていた。声を掛けると知らないふりを
しくさる。だがキャリーを刑事かと聞いてニヤリ。だがアルから電話がかかってきたので
その場を後にする。

ケイラの恋人が見つかりキャリーは急行する。男は逃げようとしたので直ぐに後を
追う。だが何者かに撃たれてその恋人も死んでしまう。所持品から麻薬がアホ程
出てくる。客とのトラブルで消されたのか？

ニーナの調べでケイラは何者かに信託財産として治療費などの支援を受けていた事が
わかった。それは誰か？そしてキャリーはジョアンに例の未解決事件の検視情報を聞く
が有力な情報はなかった。一方ケイラの検視では足に治療不可能な傷があった。彼女
は再起不能だったのだ。

ニーナののその後の調べでケイラに支援していたのは誰かは不明だがもう1人エラ・ジマー
という女性にも支援していたのがわかった。エラも同じテニスジムで練習をしていたので
キャリーとローが話を聞く。「何の事やら〜」と惚け倒すが、ケイラの恋人が所持して
いた麻薬にエラのがあったのを思い出して言うと観念して語り出す。実はエラとケイラは
恋人とラリっていて警察が踏み込んで来たのでバルコニーから飛び降りてケイラは負傷した
のだった。そして支援したのはリード・ベネディクトという下院議員候補だった。

ベネディクトは過去にトラブルを幾つも犯しながら全てもみ消されていた。それは
とある弁護士事務所がしており100人以上の弁護士が関わっていた。その中にキャリー
が聞き覚えのある名前があった。ジョナサン・ヘッドストロムという名前は、先日
キャリーが動物園で会ったモーガンの座るベンチに寄贈者として名前があった。

ヘッドストロムはかなりのやり手のようで、早くも裏から手を回していて今日署に来て
話を聞く筈のエラが急遽試合で海外に遠征する事になったらしい。だがアルがリードを
容疑者にしたと情報を流すとヘッドストロムは慌てて動き出す。そんな中キャリーは
モーガンの事務所に電話すると「どういたしまして」というメッセージをもらった。

アルとキャリーは早速ベネディクトに会って話を聞く。だがお約束通り弁護士が全て
遮ってチャチャを入れる始末。アルが「殺ったのか？」との直球ストレートの追求を
するとセラピストに会っていたアリバイがあるとぬかす。そしてヘッドストロムと
会ってニヤリ。