HAWAII FIVE-0 シーズン3 #17 「話題のゲーム」

「話題のゲーム / Pa'ani」

砂漠の戦地に降り立つヘリ。そして激しい銃撃戦。ここはイラクかアフガンか？
答えはどちらもノー。ここはハワイのオアフ島。銃撃戦が終わると敵味方みんなで
大盛り上がり。実はこれサバイバルゲームだったんですね。なのに起きてこない
1人を見るとなんと頭を撃たれてホンマに死んでいたのだった。

スティーブとダニーはアメフトの試合の特等席チケットの手配をカマコナに依頼
していた。そしてお互い好きな選手が如何に凄いか自慢し合う始末。

事件の一報を受けてファイブオーは現場へ急行する。カリフォルニアのIT企業の
幹部が社員旅行でオアフ島に来てサバイバルゲームをしていたら、社員のスコット・
デービスだけが実弾を頭に喰らって死亡したのだ。そして近くで小さな銃が捨て
られていたのを発見する。犯人が使用した銃の可能性が高い。

ゲーム参加者11人全員が被疑者となって硝煙反応を調べる検査をする。だが誰も
銃を撃った形跡はなかった。スティーブはその中の1人メリンダという美女に話を
聞く。死んだスコットは誰からも好かれている善人らしい。ゲーム参加者は全員
体にカメラを装着していて、ゲームの模様を録画していたのでそれを見る。だが
1人だけカメラを装着していない覆面男が写っていた。という事はゲーム参加者
は11人プラス犯人の計12人だったのだ。

コノの調べで旅行に来ていた社員の1人ブレント・マーサは何故かゲームに参加せず、
おまけに自分だけとっとと本土に帰ろうとしていたので速攻で身柄を拘束して本部
で聴取する。ブレントは元部下で今は上司のスコットの態度が気に入らず、昨晩
脅迫じみた電話をしていた。録音を聞かせるとそれは認めるが殺害までは否定する。

騒動を聞きつけてIT会社のCEOニール・レディングが本部に乗り込んで来る。
ブレントはそんな大層な事をするタマじゃないと言う。そして帰りの飛行機の
チケットを買った時間からブレントは犯人ではないとわかる。

マックスの検視によるとスコットは死ぬ12時間前に鎮静剤を多量に服用していた
のが判明する。こんなに飲むと強い催眠作用が起きると言う。これは誰かに
盛られたのだ。

スコットが薬を盛られたのはブレントがホテルのバーで呑んでいた時刻だと
わかる。そしてスティーブの元へキャサリンが来る。何と彼女はアメフトの
チケットを2人分買ってきたと言うのだ。だが既にカマコナにダニーとの2人分
手配して貰っている。それを聞いてキャサリンは呆れて「じゃ〜ダニーとの
デート楽しんで」と言う始末。

スティーブとダニーはホテルのバーで唄うニッキー・デマリコに話を聞く。彼に
よると昨夜スコットはホリーという女と話していたと言う。このホリーは男から
金を巻き上げるプロらしい。店の用心棒アイゼイアと仲が良かったと言う。
話を聞こうとするとお約束通りにトンズラする。だがニッキーが一発お見舞い
して身柄を拘束する。

アイゼイアを直ぐに聴取する。現金払いのカモが来るとホリーに連絡し、彼女が
男を落として金をふんだくるという手口だった。だが昨夜のスコットはカード払い
なのにホリーは逆ナンしていたと言う。スティーブはホリーのバックに黒幕がいる
と推測する。

ホリーの使っていた携帯を追ってコノはホテルへ向かう。だがホリーは去った後
だったが携帯を忘れていた。そしてデブの警備員が防犯映像を見せてくれた。
ホリーは男と口論になって一触即発になった時、黒人の大男が割って入ってその
男をシバキ倒した。よく見るとその大男はアメフトのヒューストン・テキサンズの
ランニング・バック（RB）のアリアン・フォスター。もちろん本人自身なのだ。

スティーブとダニーはフォスター（本人なのだ）に話を聞く。彼は喧嘩になり
そうだったので止めただけだった。だが指輪に殴った相手の男のDNAが付着して
いる可能性があるので預かる事にする。ダニーは仕事を忘れて試合の事を聞く始末。

フォスター（本人なのだ）の指輪からDNAを採取。殴った相手は元軍人のティモシー・
クロス。前科は盛り沢山。映像に写っていた覆面野郎と体型が合致する。

直ぐにティモシーを聴取する。彼はIT企業の知的財産のデータをスコットのPCから
コピーするようにホリーに依頼した。だが翌日スコットの死を知ったホリーは
ティモシーが殺したと思って彼と口論になった。そしてフォスターに止められた。
データの収集をティモシーに依頼したのは何者かわからないとぬかす。

ティモシーの事件当時のアリバイが立証される。そしてスコットが開発した次世代
データチップが数億ドルもの価値があるのがわかった。ダニーはホリーが忘れた携帯
から本名を突き止める。ダナ・サリバンという名前で自宅も判明する。

スティーブとダニーがダナの自宅へ急行すると彼女そっくりの美女がいた。ベスと
いうその妹に話を聞く。ダナはスコットから盗んだデータに買い手がついたと言って
その交渉相手に会いに行ったと言うのだ。ダナが危ない。

チンの調べでスコットの開発したデータチップは失敗だったらしい。だがCEOの
レディングは念の為スコットに生命保険をかけていた。そしてコノの調べで
レディングはパイロットを買収して飛行機の搭乗者名簿を偽造してアリバイを操作
して実は48時間前にハワイに来ていた。つまりはスコット殺害時にこっちにいた
のだ。ライバル企業がスコットのデータをティモシーを雇って奪おうとした経緯
まであるので、たとえ失敗作としても社外に漏らしたくはない筈だ。

ダナは待ち合わせ場所に来ていた。そこへレディングがやって来る。そしていきなり
彼女に銃を突きつけて「残念ながら死んで貰うよフフフッ・・」と言ってニヤリ。
だがそこへスティーブとダニーが到着。速攻でレディングを逮捕する。しかし格闘した
際にスティーブは肩を負傷してしまい、ダニーと一緒に行くアメフト観戦に行けなく
なってしまう。