「英雄との再会 / The Fallen」
夜遅く1人でギター片手に歌う若い女性ストリートミュージシャン。そこに気前よく
札を入れる人物。女性は喜んでホイホイとその人物の車に乗り込む。するとその
人物はいきなりナイフを出して彼女をメッタ刺しにする。
ロッシは仕事の合間に犯罪小説を執筆していて、編集者から催促の電話がかかって
くる。面白いらしいが内容はちゃっかりとBAUで扱った事件を題材にしているようで。
今回の事件はカリフォルニア州サクラメントで桟橋から相次いで3体の焼死体が
発見された。男2人と女1人。見事なまでのウェルダン状態なので性別以外には
死因すらもまだ特定出来ない。これだけ焼くには場所も必要なだけに秩序型だと
断定し早速現地へ飛ぶ。
機内では直ぐにプロファイリングを始める。短期間に3人を焼くとは手際がいい。
(料理じゃあるまいし・・)そしてガルシアによると歯から3人目は19歳の女性
リンジーと判明。無職で毎月親からの仕送り250ドルが唯一の収入なのにいい暮らし
をしている。春でも売っているのか?
モーガンとJJは遺体発見現場へ出向く。観光スポットに遺体を置くのにはリスク
がある。そこまでする犯人の意図がわからない。そしてガルシアの調べでリンジー
の住所は私書箱だったのが判明する。
ブレイクとリードはモルグへ出向く。遺体は損傷が激しいが肺に煙を吸った形跡は
なく、複数の刺し傷がある事から刺殺後に焼いたのがわかった。捜査をかく乱する
為にミディアムにせずウェルダンにしたのか?(料理じゃあるまいし・・)
ホッチは、ミネソタで卵を売っている(嘘です)リンジーの母親を呼んで話を聞く。
リンジーは故郷でも桟橋でストリートミュージシャンをしていたらしい。
ロッシとホッチは地元のホームレスが通うシェルターに出向く。そこで炊き出しを
する女性職員に話を聞くとリンジーはここでもいつも歌っていたらしい。すると
ロッシはそこで食事を済ました初老の黒人男性に声を掛ける。
スコット軍曹と呼ぶと振り返るその男性。実はベトナム従軍時代の上官だった。
彼はロッシの本を見た事があり、直ぐに思い出した。名刺を渡そうとすると
もう姿を消していた。
絵を描く若い男性が犯人らしき男に声を掛けて自分の絵を見せる。すると犯人は
その男性を拉致して薬品に全身を無理矢理押し付けて殺害する。
翌日、ホームレスシェルターの前で男性の遺体が発見される。今度は焼かずに
何か薬品につけて殺害したのがわかった。今回は指紋も顔も判別出来るので
身元も直ぐわかりそうである。そこへ姿を消したスコットが来て遺体は画家の
ジェレミーだと言う。
スコットはベトナム時代に敵に拉致されて目を潰され両手を奪われた仲間の話を
する。敵は何故そんな事をしたのか?今回の犯人も同じだと言う。
早速プロファイリングを公表する。犯人はかなりの秩序型で昼間は普通に働いて
いる。簡単には見つけられないが、相手のうわ手をいかなければいけない。
ベトナム時代にスコットは部下を危機から救った。それをロッシは今でもはっきり
と記憶している。そんな英雄にこんな暮らしをさせられないと言ってホテルに誘う
がきっぱりと断って路上に座って「ここが俺の住まいだ」と言う。やりきれない
表情のロッシ。
4人の遺体に共通しているのは漂白している点だったのがわかる。この犯人は潔癖
症なのか?JJは犯人がホームレスの根絶を狙っているのかと推測する。
その夜、スコットが寝ようと寝床の準備をしていると近くにいる女性のホームレスに
男が声を掛ける。そしていきなりナイフで切りつけてくる。気づいたスコットが止め
に入ると彼も襲われる。怪我をするも難を逃れる。
スコットは同じホームレスの女性サラが犯人の男に拉致されたのをロッシに話す。
だが暗くて相手の事が思い出せない。ロッシは認知面接を行って男の詳細を聞き出す。
犯人が乗っていた車のナンバーを聞くと暗くて思い出せないのに、突然思い出す。
さすがは認知面接。(なんやねん!認知面接って?思い出せるのか?キャリー・
ウェルズじゃあるまいし・・)
スコットが思い出したナンバーと車種から消防士のチャド・ミルズが浮上する。
消防士なら火をつけるのはお手の物。(マッチポンプ?)ホームレスが不法占拠
した倉庫の火事で9名が死んだ事件の消火も担当していた。ミルズは2ヶ月前に
退職していたのもわかった。
BAUはミルズの自宅へ急行する。丁度サラに薬品をぶっかけていた所だったが
入れ違いで逃走する。手分けして追跡するが、見当たらない。その頃ミルズは
スコットを拉致してニヤリ。
ミルズは倉庫の火事で救出したホームレスから結核を移されてそれが原因で退職した。
それでホームレス全体が万病の元だと思っているのだ。(なんでやねん)そんな奴が
スコットを連れて向かうのは何処か?
ミルズはスコットの頭からガソリンをぶちまけてライターに火をつける。そこへ
ロッシらが到着する。だが撃ったりすると火が引火して爆発するので、仕方なく
撤退する。(って言うかライターに火をつけた時点で引火するやろ。ガソリンは
引火し易いんやから・・)
ミルズはライターを持ってウロウロした隙にロッシは背後からスコットを引き摺り
出して救出する。ミルズは観念して諦めたのか?自らに火を放って文字通りの
火ダルマになる。(逝って良し)
事件解決後、スコットは何故酒に溺れたのかを答える。ベトナムでロッシが地雷を
踏んでしまった時、スコットが助けたのだが実は部下のエルナンデスが駆けつけて
自ら身を挺して2人を保護しようと飛び込んで自身は死んだのだった。だが軍は
その英雄を上官のスコットに祭り上げたのだった。それを今まで言えずにトラウマ
になっていたのだ。
エルナンデスの遺族に勲章が授けられた。これでスコットの気持ちにも一区切りが
ついた。ロッシはスコットに退役軍人自立支援センターを紹介する。もうホームレス
は卒業なのだ。そして自らの著書にスコットとエルナンデスに捧ぐとの一文を添えた。
(カッコ良過ぎるゼ、ロッシ親父!あっしも付いて行きやす。)
〜今回は〜
ロッシが若い頃海兵隊員だったという意外な過去が明かされて面白かったですね。
九死に一生を得た過去が作家としても生かされているんでしょうか?
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では、また
夜遅く1人でギター片手に歌う若い女性ストリートミュージシャン。そこに気前よく
札を入れる人物。女性は喜んでホイホイとその人物の車に乗り込む。するとその
人物はいきなりナイフを出して彼女をメッタ刺しにする。
ロッシは仕事の合間に犯罪小説を執筆していて、編集者から催促の電話がかかって
くる。面白いらしいが内容はちゃっかりとBAUで扱った事件を題材にしているようで。
今回の事件はカリフォルニア州サクラメントで桟橋から相次いで3体の焼死体が
発見された。男2人と女1人。見事なまでのウェルダン状態なので性別以外には
死因すらもまだ特定出来ない。これだけ焼くには場所も必要なだけに秩序型だと
断定し早速現地へ飛ぶ。
機内では直ぐにプロファイリングを始める。短期間に3人を焼くとは手際がいい。
(料理じゃあるまいし・・)そしてガルシアによると歯から3人目は19歳の女性
リンジーと判明。無職で毎月親からの仕送り250ドルが唯一の収入なのにいい暮らし
をしている。春でも売っているのか?
モーガンとJJは遺体発見現場へ出向く。観光スポットに遺体を置くのにはリスク
がある。そこまでする犯人の意図がわからない。そしてガルシアの調べでリンジー
の住所は私書箱だったのが判明する。
ブレイクとリードはモルグへ出向く。遺体は損傷が激しいが肺に煙を吸った形跡は
なく、複数の刺し傷がある事から刺殺後に焼いたのがわかった。捜査をかく乱する
為にミディアムにせずウェルダンにしたのか?(料理じゃあるまいし・・)
ホッチは、ミネソタで卵を売っている(嘘です)リンジーの母親を呼んで話を聞く。
リンジーは故郷でも桟橋でストリートミュージシャンをしていたらしい。
ロッシとホッチは地元のホームレスが通うシェルターに出向く。そこで炊き出しを
する女性職員に話を聞くとリンジーはここでもいつも歌っていたらしい。すると
ロッシはそこで食事を済ました初老の黒人男性に声を掛ける。
スコット軍曹と呼ぶと振り返るその男性。実はベトナム従軍時代の上官だった。
彼はロッシの本を見た事があり、直ぐに思い出した。名刺を渡そうとすると
もう姿を消していた。
絵を描く若い男性が犯人らしき男に声を掛けて自分の絵を見せる。すると犯人は
その男性を拉致して薬品に全身を無理矢理押し付けて殺害する。
翌日、ホームレスシェルターの前で男性の遺体が発見される。今度は焼かずに
何か薬品につけて殺害したのがわかった。今回は指紋も顔も判別出来るので
身元も直ぐわかりそうである。そこへ姿を消したスコットが来て遺体は画家の
ジェレミーだと言う。
スコットはベトナム時代に敵に拉致されて目を潰され両手を奪われた仲間の話を
する。敵は何故そんな事をしたのか?今回の犯人も同じだと言う。
早速プロファイリングを公表する。犯人はかなりの秩序型で昼間は普通に働いて
いる。簡単には見つけられないが、相手のうわ手をいかなければいけない。
ベトナム時代にスコットは部下を危機から救った。それをロッシは今でもはっきり
と記憶している。そんな英雄にこんな暮らしをさせられないと言ってホテルに誘う
がきっぱりと断って路上に座って「ここが俺の住まいだ」と言う。やりきれない
表情のロッシ。
4人の遺体に共通しているのは漂白している点だったのがわかる。この犯人は潔癖
症なのか?JJは犯人がホームレスの根絶を狙っているのかと推測する。
その夜、スコットが寝ようと寝床の準備をしていると近くにいる女性のホームレスに
男が声を掛ける。そしていきなりナイフで切りつけてくる。気づいたスコットが止め
に入ると彼も襲われる。怪我をするも難を逃れる。
スコットは同じホームレスの女性サラが犯人の男に拉致されたのをロッシに話す。
だが暗くて相手の事が思い出せない。ロッシは認知面接を行って男の詳細を聞き出す。
犯人が乗っていた車のナンバーを聞くと暗くて思い出せないのに、突然思い出す。
さすがは認知面接。(なんやねん!認知面接って?思い出せるのか?キャリー・
ウェルズじゃあるまいし・・)
スコットが思い出したナンバーと車種から消防士のチャド・ミルズが浮上する。
消防士なら火をつけるのはお手の物。(マッチポンプ?)ホームレスが不法占拠
した倉庫の火事で9名が死んだ事件の消火も担当していた。ミルズは2ヶ月前に
退職していたのもわかった。
BAUはミルズの自宅へ急行する。丁度サラに薬品をぶっかけていた所だったが
入れ違いで逃走する。手分けして追跡するが、見当たらない。その頃ミルズは
スコットを拉致してニヤリ。
ミルズは倉庫の火事で救出したホームレスから結核を移されてそれが原因で退職した。
それでホームレス全体が万病の元だと思っているのだ。(なんでやねん)そんな奴が
スコットを連れて向かうのは何処か?
ミルズはスコットの頭からガソリンをぶちまけてライターに火をつける。そこへ
ロッシらが到着する。だが撃ったりすると火が引火して爆発するので、仕方なく
撤退する。(って言うかライターに火をつけた時点で引火するやろ。ガソリンは
引火し易いんやから・・)
ミルズはライターを持ってウロウロした隙にロッシは背後からスコットを引き摺り
出して救出する。ミルズは観念して諦めたのか?自らに火を放って文字通りの
火ダルマになる。(逝って良し)
事件解決後、スコットは何故酒に溺れたのかを答える。ベトナムでロッシが地雷を
踏んでしまった時、スコットが助けたのだが実は部下のエルナンデスが駆けつけて
自ら身を挺して2人を保護しようと飛び込んで自身は死んだのだった。だが軍は
その英雄を上官のスコットに祭り上げたのだった。それを今まで言えずにトラウマ
になっていたのだ。
エルナンデスの遺族に勲章が授けられた。これでスコットの気持ちにも一区切りが
ついた。ロッシはスコットに退役軍人自立支援センターを紹介する。もうホームレス
は卒業なのだ。そして自らの著書にスコットとエルナンデスに捧ぐとの一文を添えた。
(カッコ良過ぎるゼ、ロッシ親父!あっしも付いて行きやす。)
〜今回は〜
ロッシが若い頃海兵隊員だったという意外な過去が明かされて面白かったですね。
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