メンタリストシーズン5 #15 「豪邸に燃える炎」

「豪邸に燃える炎 / Red Lacquer Nail Polish」

事件の一報を受けてリズボンとジェーンは大富豪ヴォーゲルソングの邸宅に
やって来る。第一発見者の警備員が医師からの通報を受けて見に来たら
ヴォーゲルソングが灰になっていたのだ。検視官は寝酒が着衣に引火でもして
人間ロウソクになって燃え尽きたと説明。だがジェーンは吞みかけのグラスが
暖炉に捨てられたのを発見してこれは殺人だと断定する。

その後の調べで現場から燃焼促進剤の痕跡が見つかり、ジェーンの推測通り
殺人事件と断定される。

リズボンとジェーンは親族のカーティスと妻アレックスを呼んで話を聞く。
通報を依頼した医師は誰か知らないと言う。そして祖母は今も現役でヨットに
乗るらしい。

リズボンとジェーンはヨットの管理者ケイシーに会って話を聞く。もし死んだら
遺灰を海に撒くように頼まれていたらしい。そのヴォーゲルソングの担当の医師
がラインハルトだとわかった。

続いてラインハルトに会って話を聞く。結構な量の薬を処方していたが、
初期の認知症を患っていたので抑える為だと答える。

チョウの調べで親族のカーティスやケイシー、そしてラインハルトも
怪しい点を突っ込むネタはなかった。

リズボンとジェーンはヴォーゲルソングが生前に支援していた退役軍人施設に
出向き責任者のグリフィンに話を聞く。ヴォーゲルソングが施設支援の為に
設立した財団が閉鎖されると言う。財団閉鎖を目論んでいたのは、甥の
カーティスだと言うのだ。

ヴァンペルトからの近況報告のハガキを熱心に読むリグスビー。それを見てチョウ
は「早く女を作れ！」とどやされる始末。

チョウの調べでカーティスはヴォーゲルソングと財産の事で骨肉の争いで泥沼化
していたのがわかった。

リズボンとジェーンはカーティスに再度話を聞く。彼は揉めていたのではなく
注意していただけと言う。25万ドルで買ったヨットを自分の死後ケイシーに
譲る手続きをしていたらしい。

続いてケイシーに再度話を聞く。ヨットはどうでもよかったが、ラインハルト医師
が認知症と診断したので遺言は全て無効になっていた。施設の理事をグリフィン
に譲る話もぽしゃってしまったらしい。

リグスビーの調べでラインハルトはモナコでの医療行為で薬の過剰投与で何と
指名手配されているのだ。やはりヴォーゲルソングにもアホ程投与したのか？

チョウが退役軍人施設でグリフィンに再度話を聞く。彼の追加情報でカーティス
とラインハルトが話していてグルではないか？と言う。そして施設の職員の
リジーが最近出て来ないと言うのだ。

ジェーンは何か見落としがあるかも知れないからもう一度現場へ行こうと言うと
リズボンは「後ろからワっとか言って脅かさないでよ」(ってガキかよ！）
その頃、チョウはリジーの住むアパートへ向かうが不在だった。

ジェーンは現場でヴォーゲルソングの所有する貴重品が幾つかなくなっている
のに気づく。その連絡を受けたチョウ。だがリグスビーは仕事そっちのけで
ネットでの恋人探しに夢中（こらこら）

リグスビーがラインハルトの診療所に出向くと何と書類をシュレッダーにかけて
いるのだ。それを阻止して速攻で逮捕する。その後の調べでやはりヴォーゲルソング
には薬をアホ程処方していたのだった。

リグスビーがラインハルトを聴取するが、薬の処方はヴォーゲルソングの強制的
な依頼で仕方なく処方しただけだとぬかす。自分に非はないと言いくさる。

リズボン達はカーティスの自宅へ急行。室内にはヴォーゲルソングの家から消えた
貴重品のメダルが見つかった。速攻で殺人容疑で逮捕する。

リグスビーはカーティスを聴取する。「ネタは上がってるんだ。さぁ吐けぇ！」
だがメダルの盗みも殺人も否定しくさる。ジェーンも盗みはクロだとしながらも
殺しには異議を唱える。だがリズボンは信じようとしない。(ジェーン頼みのくせに）

チョウの調べでヴォーゲルソングは財団の資金に手を出して勝手に使い込んで
いたのがわかった。刑務所に行く可能性が高い老婦人をカーティスは何故殺し
たのか？

相変わらずネットで恋人探しに夢中のリグスビーにチョウが「デートに誘われた
のにリグスビーが来ないと文句を言いに署に女性が来ている」と言われて慌てる
始末。会いに行くとなんと美女5人が目を吊り上げて仁王立ちしているのだ。

ジェーンはケイシーに会いに港まで出向いてヴォーゲルソングの遺灰を渡す。
そして船の発煙筒で煙をまき散らしてついでにケイシーを海に突き飛ばす。
さらにその発煙筒を船内に投げ込むと咳き込みながら死んだ筈のヴォーゲルソング
が出て来る。財団から横領した金の入っているらしきバッグも持っている彼女を
CBI捜査官達が逮捕する。ジェーンはしてやったりの表情でニヤリ。