エレメンタリー2 ホームズ＆ワトソン in NY #2 「博士の愛した数式」

「博士の愛した数式 / Solve For X」

(HPより)

数学者フェリックス・ソトが射殺され、彼の部屋の外で路上強盗ベニーも撃た

れる事件が発生。ベニーは一命を取り留めたが危篤状態に陥っていた。手がかり

は見つからないものの、ソトの部屋の壁にはブラックライトのみで見える数式が

びっしり書き込まれていた。ホームズはそれが殺された理由と関係あるのではない

かと考え、数式を調べ始める。その数式は超難問といわれ、懸賞金まで懸けられた

「P対NP問題」の解で……。

(以下、ネタバレ)

壁の数式は筆跡からソトともう一人他の人物が書いたものとわかる。ホームズは知人

の数学者の意見からナウワーという男が浮上する。だがそのナウワーも同じように

射殺されてしまう。ナウワーの家が盗聴＆盗撮されていてそのカメラから、それを

していた企業が判明する。そこの責任者はターニャという学者に見せたがその数式に

値打ちはないと言われたらしい。ターニャは現場に落ちていた毛の同じ犬を飼って

いてさらに射殺した物と同じ銃を所持していた。だがバーで呑んでいたアリバイが

あった。さらに彼女は別れた元カレにしつこくつきまとわれたと言う。直ぐにその男

を聴取するが、寝耳に水という様子だった。そんな中、ベニーが意識を取り戻す。

彼はターニャに撃たれたと断言するが彼女には鉄壁のアリバイがある。バーの映像を

見直すとビールの値段がやけに安いのに気付く。安い時間帯に呑んでいた。つまりは

店の防犯映像にハッキングして時間を改ざんしていたのだ。ターニャは既に「P対NP問題」

を解決していた。だがソト達も解決間近なのに気づき、発表される前に殺害したのだ。

事件解決後、ワトソンは以前外科医の時にオペのミスで死なせた男性の息子から、バーの

開店資金の援助を頼まれていた。ワトソンはホームズから給料を前借りしてその資金を

用意する。だがその金はバーの為ではなく彼が大学へ復学した際の授業料にすると提案

する。結局金目当ての息子は提案を保留する。今回のワトソンの考えを褒めたホームズは

今度一緒にその彼の父親の墓参りに行こうと言う。



では、また