「トゥルーディの真実 (前編)」
12年前のある朝。出勤時間のモンクは朝食もそこそこに慌しく着替えている。
クリスマスツリーの飾りつけを見ていると、知らない緑色の小さな箱がある。
モンクは自分へのプレゼントと思って開けようとするとトゥルーディは、
「それはあなたへのサプライズなプレゼントだからクリスマスまで開けないで」
と言うので、そのままにしておく。そんなトゥルーディはモンクが担当して
いる産婦人科の助産士の行方不明事件が、気になっている様子。
駐車場へ足早に向かうトゥルーディは何者かにつけられている。その男の指は
6本ある。何とか車に乗ってエンジンをかけると爆発、炎上・・・。
パルグローブ産院で医師のナッシュから聞き込みをするストットルマイヤー警部
とモンク。行方不明となっている助産士ウェンディの捜査の為である。そこへ
警部に電話がかかってくる。携帯をを持つ警部の手が思わず震える。その電話は
モンクの妻トゥルーディの死を知らせる連絡だったのだ。
夢の中に出てくるトゥルーディ。未だに寝る時は枕を二つ並べて右側で寝る
モンクに対して「ベッドの真ん中で寝て。もう間もなくなんだから・・」と言う。
翌朝。事件現場に向かうモンクとナタリー。昨夜の夢に出てきたトゥルーディの
言葉が気になってナタリーに話す。
今回の事件現場はあの時のパルグローブ産院で、当時助産士行方不明事件の話を
聞いていた医師のナッシュが殺害されたのだった。3発撃たれていたが誰も聞いて
おらず、どうやらサイレンサーを使ったプロの手口である。薬には手をつけて
おらず、PCを見ていたようであった。
警部らは判事の元へ出向いて逮捕状へのサインをもらう。先の殺人事件の犯人が
指紋を絞り込んで、カザリンスキーという男と判明した為である。サインを
済ました判事は、近々週の最高裁判事になると話している。
警部らはカザリンスキーの妻の元へ行く。「もう別れた」と話すが、今も頻繁に
会っている模様。だが逃走先は知らない様子なので、最近撮った写真をもらう。
判事がカザリンスキーに電話をしている。「指紋から犯人はお前だとバレている」
と話して、さらにはモンクの殺害を依頼する。理由を尋ねられると「モンクの妻の
トゥルーディを殺害したからだ」と答える。
スーパーに買い物に来たナタリーとスティーブ。背後からはカザリンスキーが
つけて来る。二人がラブラブな隙にカザリンスキーはカートの中に何かを仕込む。
その夜。モンクの家でナタリーとスティーブ、それにジュリーも加えて賑やかに
食事をする事になった。だが食事の最中にモンクが突然苦しみ出して倒れる。
病院では採血するにも大騒ぎ。検査を終えて血液内科のシュラー医師がモンクの
元に来て「余命2,3日」と宣告する。シュラーを演じるのはD.B.Woodside。
「24」でパーマー大統領の弟で後に自らも大統領になる役でお馴染みですね。
「キャッスル」や「ライ・トゥー・ミー」にもゲスト出演していました。
モンクの家では鑑識官たちの慎重な捜査が行われて、シュラー医師がモンクに
毒を盛られていたと話す。だが盛った犯人でないと毒の出所がわからないので
治療が出来ないらしい。
警部が持っていた新聞に掲載されていたナッシュ医師殺害犯カザリンスキーの
写真を見てナタリーは「昨日スーパーで見かけて、私のカートを間違えて持って
行こうとしていた」と話す。その時に買った商品に何か細工したのだった。
署では警部が陣頭指揮をとって、カザリンスキー捜査を全力で行う事が決定した。
これには署の皆が協力する事に賛成。毒の種類を特定する為にもカザリンスキーを
生きたまま逮捕する事が、モンクを助ける唯一の手段である。
モンクは自宅で苦しみながら痛みを和らげる薬を飲む。見ているのが辛いナタリー
は何も出来ず、ただモンクに寄り添って同情するしかない。
警部はカザリンスキーの仲間を連行して聴取するが、居場所等を話そうとしない
のにブチ切れて、ディッシャーのPCでボコボコにシバキ倒して聞き出す。
駅で張り込む捜査チーム。各配置場所で私服警官が立っているが、その一人が
無線で報告しているのをカザリンスキーが見かけて、そそくさと逃げ出す。
警部は駅構内の放送が無くなったのに気づく。直ぐにディッシャーが官制室に
向かうと駅員が既に殺害されていた。IDを盗んでいたのだった。
マイクがONに戻っているのに気づかず、ディッシャーは官制室の事をペラペラ
しゃべり出したので駅構内は大パニック。逃げ惑う一般客に混じって逃げようと
したカザリンスキーを発見した警部はすぐに追い駆ける。
線路づたいに逃げるカザリンスキーを必死で追う警部。途中で見失ってしまい
ガックリしてしまう。だが再び見つけるが、後ろから来た貨物列車に轢かれて
カザリンスキーは死んでしまう。結局毒の事は聞けずじまいで、警部はその場に
座り込んでしまう。(何たる・・)
モンクはベル先生の元を訪れる。「これが最後だから・・」と言うモンクに
「縁起でもない・・」と話して、これからの予定を入れる。
唯一の頼みの綱だったカザリンスキーに死なれてしまい、警部とディッシャーは
ヤケ気味に酒を呑む。
トゥルーディの墓前で「愛してるよ」と力なくつぶやくモンクに寄り添って
ナタリーも思わず号泣。病院に戻るように説得するも拒否する。
自宅でモンクはあの時から一度も開けなかったあの緑の箱を、遂に開ける事に
する。その中には一本のビデオテープが入っていた。直ぐに再生すると
トゥルーディが出てきて「これを見ているという事は、もう私はこの世に
いないという事ね・・」と語り出す。そして「実はあなたと出会う前に凄く
辛い出来事があって・・」(つづく)
〜今回は〜
いよいよ最終回の前後編。判事がトゥルーディ殺害を告白する衝撃的な始まり
でスタートしてモンクさんは毒を盛られ、さらにはトゥルーディの話す内容とは?
いよいよ次回は本当に最後ですね。モンクさんはどうなるのか?心配ですね。
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では、また
12年前のある朝。出勤時間のモンクは朝食もそこそこに慌しく着替えている。
クリスマスツリーの飾りつけを見ていると、知らない緑色の小さな箱がある。
モンクは自分へのプレゼントと思って開けようとするとトゥルーディは、
「それはあなたへのサプライズなプレゼントだからクリスマスまで開けないで」
と言うので、そのままにしておく。そんなトゥルーディはモンクが担当して
いる産婦人科の助産士の行方不明事件が、気になっている様子。
駐車場へ足早に向かうトゥルーディは何者かにつけられている。その男の指は
6本ある。何とか車に乗ってエンジンをかけると爆発、炎上・・・。
パルグローブ産院で医師のナッシュから聞き込みをするストットルマイヤー警部
とモンク。行方不明となっている助産士ウェンディの捜査の為である。そこへ
警部に電話がかかってくる。携帯をを持つ警部の手が思わず震える。その電話は
モンクの妻トゥルーディの死を知らせる連絡だったのだ。
夢の中に出てくるトゥルーディ。未だに寝る時は枕を二つ並べて右側で寝る
モンクに対して「ベッドの真ん中で寝て。もう間もなくなんだから・・」と言う。
翌朝。事件現場に向かうモンクとナタリー。昨夜の夢に出てきたトゥルーディの
言葉が気になってナタリーに話す。
今回の事件現場はあの時のパルグローブ産院で、当時助産士行方不明事件の話を
聞いていた医師のナッシュが殺害されたのだった。3発撃たれていたが誰も聞いて
おらず、どうやらサイレンサーを使ったプロの手口である。薬には手をつけて
おらず、PCを見ていたようであった。
警部らは判事の元へ出向いて逮捕状へのサインをもらう。先の殺人事件の犯人が
指紋を絞り込んで、カザリンスキーという男と判明した為である。サインを
済ました判事は、近々週の最高裁判事になると話している。
警部らはカザリンスキーの妻の元へ行く。「もう別れた」と話すが、今も頻繁に
会っている模様。だが逃走先は知らない様子なので、最近撮った写真をもらう。
判事がカザリンスキーに電話をしている。「指紋から犯人はお前だとバレている」
と話して、さらにはモンクの殺害を依頼する。理由を尋ねられると「モンクの妻の
トゥルーディを殺害したからだ」と答える。
スーパーに買い物に来たナタリーとスティーブ。背後からはカザリンスキーが
つけて来る。二人がラブラブな隙にカザリンスキーはカートの中に何かを仕込む。
その夜。モンクの家でナタリーとスティーブ、それにジュリーも加えて賑やかに
食事をする事になった。だが食事の最中にモンクが突然苦しみ出して倒れる。
病院では採血するにも大騒ぎ。検査を終えて血液内科のシュラー医師がモンクの
元に来て「余命2,3日」と宣告する。シュラーを演じるのはD.B.Woodside。
「24」でパーマー大統領の弟で後に自らも大統領になる役でお馴染みですね。
「キャッスル」や「ライ・トゥー・ミー」にもゲスト出演していました。
モンクの家では鑑識官たちの慎重な捜査が行われて、シュラー医師がモンクに
毒を盛られていたと話す。だが盛った犯人でないと毒の出所がわからないので
治療が出来ないらしい。
警部が持っていた新聞に掲載されていたナッシュ医師殺害犯カザリンスキーの
写真を見てナタリーは「昨日スーパーで見かけて、私のカートを間違えて持って
行こうとしていた」と話す。その時に買った商品に何か細工したのだった。
署では警部が陣頭指揮をとって、カザリンスキー捜査を全力で行う事が決定した。
これには署の皆が協力する事に賛成。毒の種類を特定する為にもカザリンスキーを
生きたまま逮捕する事が、モンクを助ける唯一の手段である。
モンクは自宅で苦しみながら痛みを和らげる薬を飲む。見ているのが辛いナタリー
は何も出来ず、ただモンクに寄り添って同情するしかない。
警部はカザリンスキーの仲間を連行して聴取するが、居場所等を話そうとしない
のにブチ切れて、ディッシャーのPCでボコボコにシバキ倒して聞き出す。
駅で張り込む捜査チーム。各配置場所で私服警官が立っているが、その一人が
無線で報告しているのをカザリンスキーが見かけて、そそくさと逃げ出す。
警部は駅構内の放送が無くなったのに気づく。直ぐにディッシャーが官制室に
向かうと駅員が既に殺害されていた。IDを盗んでいたのだった。
マイクがONに戻っているのに気づかず、ディッシャーは官制室の事をペラペラ
しゃべり出したので駅構内は大パニック。逃げ惑う一般客に混じって逃げようと
したカザリンスキーを発見した警部はすぐに追い駆ける。
線路づたいに逃げるカザリンスキーを必死で追う警部。途中で見失ってしまい
ガックリしてしまう。だが再び見つけるが、後ろから来た貨物列車に轢かれて
カザリンスキーは死んでしまう。結局毒の事は聞けずじまいで、警部はその場に
座り込んでしまう。(何たる・・)
モンクはベル先生の元を訪れる。「これが最後だから・・」と言うモンクに
「縁起でもない・・」と話して、これからの予定を入れる。
唯一の頼みの綱だったカザリンスキーに死なれてしまい、警部とディッシャーは
ヤケ気味に酒を呑む。
トゥルーディの墓前で「愛してるよ」と力なくつぶやくモンクに寄り添って
ナタリーも思わず号泣。病院に戻るように説得するも拒否する。
自宅でモンクはあの時から一度も開けなかったあの緑の箱を、遂に開ける事に
する。その中には一本のビデオテープが入っていた。直ぐに再生すると
トゥルーディが出てきて「これを見ているという事は、もう私はこの世に
いないという事ね・・」と語り出す。そして「実はあなたと出会う前に凄く
辛い出来事があって・・」(つづく)
〜今回は〜
いよいよ最終回の前後編。判事がトゥルーディ殺害を告白する衝撃的な始まり
でスタートしてモンクさんは毒を盛られ、さらにはトゥルーディの話す内容とは?
いよいよ次回は本当に最後ですね。モンクさんはどうなるのか?心配ですね。
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