「チャイナタウン」
1983年5月のチャイナタウン。彼女とデートを楽しむ中国系アメリカ人の
ジャック・ルー。家に帰ると父親が怪しい男から渋々と木を買っている。
彼女との交際を兄は認めているが、父は認めていないようである。そして
・・・路地裏でジャックの死体が発見される。捜査をしているのは、若き日
のスティルマンであった。
リリーは恋人サッカルドの部屋からご出勤。ブーツを探していると箱の中に
は多額の札束があったが、その事には触れずに部屋を出る。
署には、83年に息子ジャックを殺害された母親がスティルマンを訪ねて来る。
当時父親は警察の捜査を拒否していたが、先日亡くなったので話に来たので
あった。彼女によるとジャックの恋人も、ジャックが死ぬ3ヶ月前にやはり
殺されていた。
スティルマンらは当時の資料を読み直す。ジャックは3発撃たれて、その手口
が処刑スタイルなのでギャングの仕業だと思われていた。恋人タム・スンは
銃乱射事件の犠牲で亡くなっていた。
タム・スンの父親ジョーを呼んで話を聞く。祭りの夜に銃の乱射事件が起きて
ジャックは直ぐにタムの元へ駆けつけるが、彼の兄のリンが、ギャングとの
関わりを恐れてジャックを無理矢理に連れて帰ったとの事。
スティルマンによると党と呼ばれる組織がギャングをも支配していたらしく
その幹部が誰かわからなかったので、警察も手を出せなかったらしい。
リリーとヴァレンズはジャックの兄リンの店へ行って話を聞く。当時父親に
ギャングの一人がショバ代として木を買わされていたが、ジャックが楯突いて
いた所に党の男ボウ・リンが来てその場を収めたと言う。リリーは店のレジに
いる青年に話しかけると従兄弟らしいので、名刺を渡して店を出る。
ミラーの調べで木を売りつけた男ダニーは既に射殺されていた。そのダニーの
保釈金を何度支払っていたのがボウ・リンだった。その彼も恐喝等で何度も
捕まっていた。そしてその証人はジャックと同じ手口で射殺されていた。
スティルマンとリリーはボウ・リンに会って話を聞く。現在は党の会長になって
いる。だが党はクリーンな組織でジャック殺害にも関わっていないとぬかす。
ボウ・リン演じるのは、名前を知らなくてもこの顔にピンときたら海外ドラマ
好きですよ。Tzi Maという方で映画なら「ラッシュ・アワー」、ドラマでは
「24」シーズン6にも出てましたよね。今回のような悪役が似合う俳優さんです。
スティルマンは当時チャイナタウン署の刑事だったビアンカを呼んで話を聞く。
彼はジャックがチンピラにナイフをチラつかせていたのを見て、捕まえて説教
する。そして彼を広東語の盗聴テープの翻訳をやらせていたと言う。
リンの店にいるジャックの従兄弟ウォーレンがリリーを訪ねて来る。当時まだ
子供だったウォーレンは、妹のステーシーがギャングに連れ去られて360ドルを
要求された。それをジャックに話すと金を持って会いに行った。すると直ぐに
ステーシーは釈放されたが、翌日ジャックが死んだらしい。それ以後
ステーシーはその件を一切語らないと言う。
リリーはサッカルドとデートを楽しむが、派手な車と豪華なプレゼント攻勢に
戸惑いを見せつつも、彼との楽しい時間を過ごす。
ジェフリーズとミラーはステーシーを呼んで話を聞く。彼女は料理店の地下に
監禁されていて、そこにジャックがやって来た。そして金を渡してボウ・リン
に会わせろと要求していた。だが体に録音機器を巻きつけているのがバレて、
ダニーはキレつつボウ・リンに会わせる為に彼を連れて行ったらしい。
リリーとヴァレンズはボウ・リンを呼んで聴取する。彼はジャックを脅したが
手は出さずに帰したと言う。彼によると警察と癒着があるが、それは警官に金
を払って守ってもらっているのだと話す。だがそれが誰かは言えないらしい。
ミラーの調べでビアンカの子供の学費等がボウ・リンの党からの金である事が
わかった。ビアンカ刑事がチャイナ・ギャングと癒着していたのだ。
スティルマンはビアンカを呼んで聴取する。ジャックが彼とボウ・リンとの癒着
に感づいて追求される。そして保険用に所持していたボウ・リンの声を録音
してあったテープをジャックに持ち去られてしまったと話す。
ジェフリーズとミラーがジャックの実家の店を捜索すると録音テープが見つかる。
それを彼の母親に聞かせるとボウ・リンと話している相手が、息子でジャックの
兄のリンだと言うのだ。
リリーとヴァレンズはリンを呼んで聴取する。ボウ・リンが天津から船便で
送って来る麻薬等の積荷の輸送を、リンは父親の店のトラックを使って協力して
、その見返りとして金を受け取っていた。それをジャックに知られ、追求されて
射殺したのだ。(何たるサンタルチア・・)
事件が解決してリリーはサッカルドの部屋へ行くと、中はもぬけの殻になっていた。
だが予感していたのか?リリーは笑顔で部屋を去って行く。
〜今回は〜
チャイナタウンが舞台なだけに最初は香港映画か?と、勘違いしてしまいそうな
雰囲気でした。そして途中からは「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」を彷彿と
させる感じになりました。ミッキー・ロークは出ませんけどね。
スティルマンは若かりし頃も頭の方は、ちょっとさみしかったんですね。
ラストではThe Policeの「見つめていたい / Every Breath You Take」が流れて
思わずニヤリ。
今回はヴェラがお休みでした。(健康診断受けに行ったの?)
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では、また
1983年5月のチャイナタウン。彼女とデートを楽しむ中国系アメリカ人の
ジャック・ルー。家に帰ると父親が怪しい男から渋々と木を買っている。
彼女との交際を兄は認めているが、父は認めていないようである。そして
・・・路地裏でジャックの死体が発見される。捜査をしているのは、若き日
のスティルマンであった。
リリーは恋人サッカルドの部屋からご出勤。ブーツを探していると箱の中に
は多額の札束があったが、その事には触れずに部屋を出る。
署には、83年に息子ジャックを殺害された母親がスティルマンを訪ねて来る。
当時父親は警察の捜査を拒否していたが、先日亡くなったので話に来たので
あった。彼女によるとジャックの恋人も、ジャックが死ぬ3ヶ月前にやはり
殺されていた。
スティルマンらは当時の資料を読み直す。ジャックは3発撃たれて、その手口
が処刑スタイルなのでギャングの仕業だと思われていた。恋人タム・スンは
銃乱射事件の犠牲で亡くなっていた。
タム・スンの父親ジョーを呼んで話を聞く。祭りの夜に銃の乱射事件が起きて
ジャックは直ぐにタムの元へ駆けつけるが、彼の兄のリンが、ギャングとの
関わりを恐れてジャックを無理矢理に連れて帰ったとの事。
スティルマンによると党と呼ばれる組織がギャングをも支配していたらしく
その幹部が誰かわからなかったので、警察も手を出せなかったらしい。
リリーとヴァレンズはジャックの兄リンの店へ行って話を聞く。当時父親に
ギャングの一人がショバ代として木を買わされていたが、ジャックが楯突いて
いた所に党の男ボウ・リンが来てその場を収めたと言う。リリーは店のレジに
いる青年に話しかけると従兄弟らしいので、名刺を渡して店を出る。
ミラーの調べで木を売りつけた男ダニーは既に射殺されていた。そのダニーの
保釈金を何度支払っていたのがボウ・リンだった。その彼も恐喝等で何度も
捕まっていた。そしてその証人はジャックと同じ手口で射殺されていた。
スティルマンとリリーはボウ・リンに会って話を聞く。現在は党の会長になって
いる。だが党はクリーンな組織でジャック殺害にも関わっていないとぬかす。
ボウ・リン演じるのは、名前を知らなくてもこの顔にピンときたら海外ドラマ
好きですよ。Tzi Maという方で映画なら「ラッシュ・アワー」、ドラマでは
「24」シーズン6にも出てましたよね。今回のような悪役が似合う俳優さんです。
スティルマンは当時チャイナタウン署の刑事だったビアンカを呼んで話を聞く。
彼はジャックがチンピラにナイフをチラつかせていたのを見て、捕まえて説教
する。そして彼を広東語の盗聴テープの翻訳をやらせていたと言う。
リンの店にいるジャックの従兄弟ウォーレンがリリーを訪ねて来る。当時まだ
子供だったウォーレンは、妹のステーシーがギャングに連れ去られて360ドルを
要求された。それをジャックに話すと金を持って会いに行った。すると直ぐに
ステーシーは釈放されたが、翌日ジャックが死んだらしい。それ以後
ステーシーはその件を一切語らないと言う。
リリーはサッカルドとデートを楽しむが、派手な車と豪華なプレゼント攻勢に
戸惑いを見せつつも、彼との楽しい時間を過ごす。
ジェフリーズとミラーはステーシーを呼んで話を聞く。彼女は料理店の地下に
監禁されていて、そこにジャックがやって来た。そして金を渡してボウ・リン
に会わせろと要求していた。だが体に録音機器を巻きつけているのがバレて、
ダニーはキレつつボウ・リンに会わせる為に彼を連れて行ったらしい。
リリーとヴァレンズはボウ・リンを呼んで聴取する。彼はジャックを脅したが
手は出さずに帰したと言う。彼によると警察と癒着があるが、それは警官に金
を払って守ってもらっているのだと話す。だがそれが誰かは言えないらしい。
ミラーの調べでビアンカの子供の学費等がボウ・リンの党からの金である事が
わかった。ビアンカ刑事がチャイナ・ギャングと癒着していたのだ。
スティルマンはビアンカを呼んで聴取する。ジャックが彼とボウ・リンとの癒着
に感づいて追求される。そして保険用に所持していたボウ・リンの声を録音
してあったテープをジャックに持ち去られてしまったと話す。
ジェフリーズとミラーがジャックの実家の店を捜索すると録音テープが見つかる。
それを彼の母親に聞かせるとボウ・リンと話している相手が、息子でジャックの
兄のリンだと言うのだ。
リリーとヴァレンズはリンを呼んで聴取する。ボウ・リンが天津から船便で
送って来る麻薬等の積荷の輸送を、リンは父親の店のトラックを使って協力して
、その見返りとして金を受け取っていた。それをジャックに知られ、追求されて
射殺したのだ。(何たるサンタルチア・・)
事件が解決してリリーはサッカルドの部屋へ行くと、中はもぬけの殻になっていた。
だが予感していたのか?リリーは笑顔で部屋を去って行く。
〜今回は〜
チャイナタウンが舞台なだけに最初は香港映画か?と、勘違いしてしまいそうな
雰囲気でした。そして途中からは「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」を彷彿と
させる感じになりました。ミッキー・ロークは出ませんけどね。
スティルマンは若かりし頃も頭の方は、ちょっとさみしかったんですね。
ラストではThe Policeの「見つめていたい / Every Breath You Take」が流れて
思わずニヤリ。
今回はヴェラがお休みでした。(健康診断受けに行ったの?)
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