エレメンタリー2 ホームズ＆ワトソン in NY #17 「よみがえり」

「よみがえり / Ears to You」

(HPより)

数年前に妻サラが行方不明になり、妻殺しを疑われたゴードン。だが死体が出な

かったため彼は逮捕されなかった。ある日彼のもとに、「身代金を払えば妻を返す」

と書かれた脅迫状とともに切り取られた人間の耳が送られてくる。実はゴードンは

以前も脅迫状を受け取っていたが、その時は身代金を支払ったが妻は戻ってこな

かった。この耳は本当にサラのものなのか、ホームズは単純な誘拐事件ではないと

睨むが……。

(以下、ネタバレ）

地下鉄のホームで身代金を受渡しをする指示が出てグレッグソン警部達が張り込む

中、犯人らしき男が来て現金を受け取るがサッサと逃げて行く。ゴードンは後を追う。

警部達が駆けつけるとゴードンがこん棒で男が殴り殺していたのだ。一方ホームズ宅

に居候しているレストレードはギャンブルに明け暮れて真剣に仕事を探そうとはしない。

仕舞にはワトソンも愛想をつかして彼に出て行くように言う。ホームズは死んだ男は

断酒会に参加していると睨みワトソンと参加する。するとそこに何とサラが来ている

のだ。話を聞くと認めたうえでこれまでの経緯を語る。夫のゴードンとは喧嘩が絶えず

やがて恐怖を感じて家を出た。そして今は別の男性と結婚していると言う。そして



送られてきた耳はゴードンの恋人の物ではないか？と言うのだ。一方レストレードは

物盗りの強盗に遭い、犯人を捕まえるべく他の被害者達に話を聞くと意外な共通点が

浮かび上がる。ゴードンは浮気相手は娼婦だったと言う。そしてサラが生きていた事は

マスコミにも取り上げられて夫の形成外科医が彼女の顔を整形したのでは？と騒ぎ出す。

一方レストレードは強盗現場でいつも見かける黄色い自転車から犯人を割り出して自宅

へ押し掛ける。本人は惚け倒すが追及すると襲いかかってきたので即KOする。ホームズは

サラの夫が形成外科医という事でピンとくる。実は夫がサラの耳と同じものを彼女の背中

に培養しそれを切除してゴードンに送りつけたのだった。夫婦でゴードンをゆすって金を

せしめていたのだ（何たるサンタルチア！）。事件解決後、レストレードは自分が強盗犯

を見つけられたのはホームズのお蔭だったと言う。全てはホームズが資料を呼んで先回り

してレストレードが犯人宅へ向かうように仕掛けたのに気付いたと言う。だがホームズは

頑なに否定する。



(今回は・・・）

やっぱりレストレードが心配だったのかな？でもこれで彼は再び探偵業に戻るようなので

一先ずは安心。今回のサラを演じたのは「パーソン・オブ・インタレスト」で無敵の

殺し屋マルティーヌを演じたCara Buonoでした。今回も悪役でしたが「P.O.I.」からは

一転してか弱そうな人妻を演じていました。(こういう彼女もいいです）。

では、また