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Channel: 紀州のプーさん のんびり日記
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クリミナル・マインド9 FBI行動分析課 #9 「奇妙な果実」

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「奇妙な果実 / Strange Fruit」

(HPより)

ワシントンDCで工務店を経営する模範的な黒人市民、チャールズ・ジョンソン宅

の裏庭から2体の白骨死体が発見される。ジョンソン家はチャールズ、妻ティナ、

長男ライルの3人家族。ホッチがFBIを名乗った途端にライルが逃走を試みたため、

3人ともBAUに連行されて別々に事情聴取を受けることになる。発見された白骨は

どちらも女性のもので、ライルと同年代。しかも性器を切り刻まれた痕跡があり……。

(以下、ネタバレ)

死体の内一体がメアリーアンという金髪美女と判明。何とライルと高校の同級生

なのだ。おまけに部屋からは彼女とのツーショット写真も見つかる。それでも惚け

倒すライルをJJが追及すると、一転容疑を認める。そんな中、庭から3人目の死体

が発見される。今度は男性で35年も前に殺害された死体だった。同一犯と疑うBAUは

ライルを無罪と断定。犯人は一家の主チャールズだと確信してロッシとJJは追及するが、

当の本人は「何の事やら~」と余裕の否定。捜査が進む中、男性の身元はモーゼと



判明。彼はメアリーアンの父親カールと同じ白人至上主義集団KKK(クー・クラックス・

クラン)のメンバーだった事がわかる。そんな男の娘と交際している息子に腹を立てて

両方殺した?と推測する。ロッシは何とか自供を引き出そうと試みるが、チャールズ

はひたすら惚け倒す始末。そんな中、また新たに4人目の死体が発見される。今度も

男。ガルシアの調べでKKKの男の娘レイチェルが10年前に失踪しているのもわかる。

さらにカールの父親違いの姉オードリーが病死していたのも判明する。それも犯行の

きっかけになったのか?オードリーが死の床でチャールズに書いた手紙が発見された。

それは謝罪文だった。実は学生時代にチャールズとオードリーは交際していたが、

浮気した彼女がチャールズにレイプされたと嘘をついたのだ。それで白人達に大事な

ジュニアを切断されたのだ(何たるサンタルチア!)。という事はライルは実子ではない。

それを彼にバラさない条件でチャールズはようやく全ての罪を告白するのだった。



(今回は・・・)

昔見た日本の刑事ドラマ「太陽にほえろ!」で山さんが取調べ室で犯人とサシで自供

を迫るエピソードがありました。製作者の話では予算を抑える為の措置だったそうです。

今回のクリマイも理由はともかく、ロッシと犯人の取調べ室での丁々発止のやり取りを

描くエピソードでした。但しこれは両者の高い演技力あっての話だけに、ロッシと

相手チャールズの鬼気迫る演技が見応えがありました。たまにはこういう地味ながら

じっくり見られるエピソードもいいですね。では、また

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