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Channel: 紀州のプーさん のんびり日記
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キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き4 #14 「ブルー・バタフライ」

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「ブルー・バタフライ / The Blue Butterfly」

(HPより)


1940年代に名だたる音楽家が演奏していたクラブで、男性の射殺体が見つかる。

被害者は仕事を辞め、妻とも別居して、宝探しに熱中していた人物だった。彼が

追っていたのはブルー・バタフライ。所持品からは1940年代の私立探偵の日記が

見つかる。そこに記されていたのはマフィアのボスの愛人に恋した探偵の物語。

その愛人が着けていたのがブルー・バタフライという首飾りだった。

(以下、ネタバレ)

被害者スタンはある男から借金をしていて元妻を脅していた。エスポジート達は

早速その男レイを聴取するが殺害を否定しくさる。スタンを撃った銃は何と

キャッスルが妄想していた自分とベケットが1947年に撃たれた銃と同じだというのだ。

さらにエスポジートの調べでお宝ハンターのベラスコも首飾りを追っていたのが

明らかになる。直ぐにベケットは聴取するが彼もまた殺害は否定する始末。スタンの

部屋を荒らしている男がいるとの通報を受けてベケット達が急行すると、そこにいた

のは何と1940年代の例のボスだったデンプシーだったのだ。速攻で身柄を確保する。

聴取をすると彼はデンプシーはデンプシーでもデンプシーの孫だと言うのだ。

(ややこしいな!)。彼もまたお宝だけに興味があっただけで殺害は否定するのだ。



ベケットとキャッスルは40年代当時を知るマドックスという人物に話を聞く。当時

デンプシーにプリシラという女がいて後に自殺するのだが、彼女にはサリーという

娘がいた。デンプシーの葬式にも参列してニヤリとしていた。そんな中、現場で

寝泊まりしていたホームレスが発見され聴取すると初老の男性に叩き出されたと

言う。その人物はベラスコだった。直ぐに聴取すると確かに犯行時現場にいて潜んで

いたのを認める。だが何者かにクロロホルムを嗅がされて失神し、目覚めるとスタン

は死んでいたとぬかすのだ。40年代にデンプシーに殺害されたとされていたジョー

とベラ。実は聞き込みに行ったマドックスこそがジョーでその妻がベラだったのだ。

老夫婦を追及するベケット。だがこの二人も殺害を否定。実は夫婦の生活補助をする

ヘルパーの男が犯人だったのだ。ブルーバタフライの証拠を掴もうと潜入していたが

スタンに先を越されそうになって殺したのだった。銃を構えようとするもベケットに

速攻で逮捕される。事件解決後、老夫婦によるとサリーとその夫に襲われて揉みあいに

なってサリーの持つ銃で二人が死んだので車ごと燃やしたと言う。しかし今さら罪に

問わなかったベケットだった。



(今回は・・・)

現在と1940年代が交錯するキャッスル版「コールドケース」という雰囲気でした。

でも本家と違って罪には問わなかったベケット。

デンプシーを演じたのは、この顔をみればピンとくるMark Pellegrino。「LOST」や

「クローザー」等犯罪捜査物には必ずと言っていい程出て来る俳優さんです。その殆ど

が悪役ですね。わかり易い顔ですからね。

では、また

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