The Mentalist S4 #8

「雑なマニキュア」

とあるクラブで踊る若い女性軍。その一人がイケメン男性に「オマー」と
声を掛けると「あとでな」と返される。そして届いたメールを見て血相を
変えて外に出て行く。別の女性が後をつけるが見失う。外に出た女性は車の
前で何者かに射殺される。

連絡を受けてジェーンとリズボンが現場にやって来る。所轄のヘンダーソン
刑事によると頭を2発撃たれている。IDから被害者はヨランダ。派手な衣装と
近くのクラブのスタンプが手首に押してある事からヘンダーソンは「どうせ
コールガールが売人でも殺されたんだろ」とぬかす。だがジェーンはその
女性が雑にマニキュアを塗っていたりスポーツブラをしているのを見つけたり
して、次々と女性の正体を暴こうとする。慌ててヘンダーソンはその女性が
潜入捜査官だとバラす。この辺り一帯を仕切る売人オマー・ベガを探っていた
らしい。このヘンダーソンを演じるのは「ブレイキング・バッド」のハンク
役のDean Norris。刑事役で他にも色々出てますね。

ジェーンとリズボンはそのクラブに行って早速ベガに会う。「ヨリが死んで
残念・・」とわざとらしく話す。ジェーンは「君の望みは尊敬だな」と言って
ニヤリ。ベガは「もういいか？ピンストライプ」と返す。（なんじゃそりゃ）

ヘンダーソンによるとベガはサクラメント一帯を仕切る麻薬ディーラーで、
逆らう奴は全て消すというふざけた野郎との事。

ジェーンとリズボンはヨランダの家に出向く。彼女は夫と娘2人の4人暮らし
だった。夫は妻の仕事を知っていたらしく悔やんでいた。ジェーンは子供の
お守りをしているエルビアに話を聞く。彼女は鼻歌まじりだったので、
「ヨランダが死んで、自分が母親の座につくのがうれしいのか？」と直球
ストレートな質問をぶつける。彼女はヨランダの服のポケットに幾つもの
コンドームがあったので、ヨランダを尾行していたのだった。夫のラロは
激怒して速攻で彼女をクビにする。

ヨランダの着衣から盗まれたカードがホテルで使われたので、チョウと
リグスビーがその部屋へ突入する。そこにいたのは手錠プレイ（？）の最中
の客の男とコールガールだった。銃を向けるチョウに対してその女は「そんな
物騒な物はしまいなさい！」と一喝する始末。

早速チョウはその女サマーを聴取する。事件の通報者の声がサマーであり、
ヨランダの着衣からカードを盗んでいた。だがベガにヨランダが接触していた
のも知っており、「あたいは使えるから取引しない？

」と持ちかけて
くる。サマーの小悪魔的魅力にチョウはタジタジ。サマー演じるは「ダーティ・
セクシー・マネー」のジュリエット役（こちらも似たような感じの役）だった
Samaire Armstrong。Daniel Powterの大ヒット曲「Bad Day」のビデオクリップ
では清純な女の子を演じてましたが・・・

ジェーンとリズボンは潜入捜査班のオフィスに行く。ヨリが見ていたメールは
頻繁にやり取りしていて全て暗号化していた。ヘンダーソンはペリーボーイズと
いうギャングの捜査の話をすると、リズボンはサマーから既にその情報を得て
いてヨリはベガと手を組んでいたのでは？と疑うがヘンダーソンは否定する。
ジェーンはヨリの同僚ビアンカにヨリがスキンを持っていて浮気話をすると
ビアンカも持っていて潜入捜査官は皆持っていると言う。

ヴァンペルトはヨリの自宅で彼女の所持品を調べていると、夫が子供部屋のPC
を見せてくれる。それをチェックすると、ヨリが差し押さえられた中古住宅の
写真をダウンロードしていたのを見つける。

ジェーンは潜入捜査官のトレイに話を聞く。彼は、ヨリはベガに殺害されたと
思っている。そして証拠保管庫に入れる麻薬をまんまと幾つかくすねる。

リズボンとヘンダーソンら捜査チームは中古住宅へ向かう。だがそこで待って
いたのは、既に射殺されていたペリーボーイズの面々だった。

サマーの情報は正しかったので釈放する事になった。彼女はチョウに「赤ちゃん
みたいに泣いてみない？

」と言われてドギマギしまくり。

リグスビーの調べでペリーボーイズを殺害したのとヨリを殺害した銃が一致
した事がわかった。同一犯？

ジェーンは単身クラブに乗り込む。オーナーが現金を数えているのを見て
「ここでベガの麻薬の売り上げの資金洗浄をしているな？」と言って証拠
保管庫でくすねた麻薬を置いて行く。だがオーナーは激怒してジェーンを拉致
して連れて行く。それを見張っていたチョウとリグスビー。実はジェーンの
上着に発信機を仕込んでいたのだった。早速尾行するが、ジェーンは気づいた
のか？上着を脱ぎ捨てられていて、まかれてしまう。