CSI : 15 科学捜査班 ザ・ファイナル #12 「記憶の森」

「記憶の森 / Dead Woods」

(HPより)

10年前、父親が家族全員を撃って自殺したとされた、キャンプ場の一家無理心中

事件。ただひとり命を取り留めた少女アビーは、あるにおいが引き金になり、事

件当夜に父親ではない顎ヒゲのある男に抱えられた記憶が蘇る。家族を射殺した

のは、父親ではなかったのだ。アビーは事件以来交流のあったサラにその記憶を



伝える。埋葬された父親の遺体を掘り返してサンプルを採取すると、父親は意識

を失う薬を飲まされたと分かる。

(以下、ネタバレ）

サラは10年前の事件の再捜査を強く希望する。ラッセルは渋々認めるが、これに

は困難が待っていると言う。結局遺体を掘り起こしてロビンスが再検視。これに

より薬物投与が確認された。その後に射殺された・・・つまりは他殺だ。これに

よって再捜査の許可がラッセルからおりる。モーガンとフィンが現場を再捜査し

て指紋を採取。それは性犯罪の前科タップリの男ガースだった。そしてヘンリー

の調べで、殺害されたアビーの妹ハンナの実父だと判明する。ニックは変態野郎

ガースを聴取するが犯行は否定。ハンナの実父だとは認める。出所後娘に一目会

いたいと家に向かうも叩き出されて激怒しハンナの寝袋をつかんで投げたと証言

し、その時の指紋だとぬかす始末。サラはアビーから記憶を呼び起こす為に現場

へあえて連れて行き荒療治を施す。ここで記憶を辿らせるのだ。アビーは犯人の

顔までは思い出せなかったが、服に鹿のようなマークがあったと証言する。サラ

とモーガンは地元の狩猟クラブへ出向き、事件当時の会員名簿を預かる。名簿を

見たアビーはドナルドという男の写真を指して「この男！」と断言。ニック達が

ドナルドの元へ急行するが、こやつは何者かに射殺された後だった。自殺を偽装

して殺害されていた。ホッジスの調べで手に持たされた銃から剥製に使用する樹

脂が採取される。会員名簿を預かった狩猟クラブには剥製が複数展示してあった。

そこの代表ランディを聴取する。10年前、アビーの家族がキャンプに来て、場所

を聞きに狩猟クラブに尋ねて来た。そこでドナルドはアビーの母親を見て一発や

りたくなって、ランディを連れてキャンプ場に行った。父親に薬を盛って眠らせ

て母親を襲ったが娘達がいたのを知らず、騒がれてパニクッて皆を射殺したと証

言する。だがアビーが見たのはドナルドが遺体を寝袋に入れていた姿だったが、

ランディは自分が入れたと言う。サラはそれが嘘の証言だと見抜く。ランディが

家族を殺害して自分の犯行がバレるのを恐れ口封じの為にドナルドも殺害したと

サラは確信する。これにて投了。事件解決後、アビーは里親と共に帰って行く。

そしてサラは自分の母親が父親を殺した件を思い出す。その事件も母親の証言が

正しいのか？はわからない。落ち込むサラに対してグレッグは「過去は変えられ

ないけど、未来はこれから作れるよ」と諭す。だがサラは「それはどうかな」と

答えてニヤリ。



(今回は・・・）

アビーの一件で自分の家庭と重ねるサラ。でもたくましい彼女だから乗り越える

でしょう。励ますグレッグも中々カッコいい事言いますね。では、また