エレメンタリー3 ホームズ＆ワトソン in NY #15 「命の値段」

「命の値段 / When Your Number's Up」

(HPより)

ジョーンはホームズの家に戻ることになり、アパートを引き払う。そんな折、

路上でホームレスが殺された。死体の上着には約4000ドルの現金と「貧乏人は

価値がない」という言葉と数式が書かれたメモが。のちに、賠償専門の弁護士

・シュレイダーの発言と彼の考案した数式の引用だったことが判明する。まも

なく、同じ手口で無名バンドのドラマーが殺される。被害者は2人とも飛行機

事故の犠牲者遺族で、賠償金の受取人だった……。

(以下、ネタバレ）

シュレイダーはエリンという女性弁護士との不倫があったのを認め、彼女にも

話を聞く。以前墜落した旅客機の裁判で対立関係になり今は別れたと言う。2人



共直接事件には関わっていないと断定。2人目の犠牲者が出たので署に航空会社

CEOカルデナスを呼んで話を聞く。実はシュレイダー以外の弁護士にも賠償金の

相談をしていた。こちらは定額制で一律500万ドルを遺族に支払う計算だった。

捜査が暗礁に乗り上げる中、第三の事件が発生。だが今回は未遂に終わる。ホー

ムズは今回の銃撃未遂が過去の2件と異なる点に違和感を覚える。2件は至近距離

から堂々と撃っているのに対して今回は裏口からこそこそ侵入して銃撃するも未

遂に終わっている。今回銃撃された家に住むデイナも墜落機の事故で夫を失って

いた。そんな彼女がTVのインタビューに応じ「私の夫は稼いでいたので賠償金を

貧乏人より沢山貰えて当然よ！」と熱弁する。それを聞いて航空会社は慌てて賠

償金の支払いを一律同額に設定変更する。一方事件で使用された銃の出所を調査

すると一年程前に販売された物とわかり店員の話で似顔絵を作成するとその顔は

何とデイナの夫だったのだ。そんな彼女は犯行を疑い始めた姉も殺そうとするが

その前に警察に連行される。「私は何もやってないわよ」とシラを切るが、夫が

銃を買った事実もありその夫は重い脳腫瘍を患っていて余命僅かだった。シュレ

イダー方式では余命の価値が低く算定され賠償金は僅かになる。それが嫌で事件

を引き起こして賠償金を定額制にする為に事件を起こしたのだった。ホームズに

「司法取引も出来る。汚い刑務所か？サービスのいい刑務所か？あんたの価値は

どっちだ？」茫然として言葉の出ない鬼畜女デイナだった。事件解決後、ホーム



ズ宅に出戻って来たワトソンは地下室を自分の仕事部屋にすると言う。これには

ホームズも同意する。

(今回は・・・）

ようやくホームズ＆ワトソンのタッグが戻ってきました。さ～て次回の事件の

難易度は？・・・では、また