エレメンタリーホームズ＆ワトソン in NY #6 「危険なフライト」

「危険なフライト / Flight Risk」

殺人事件等が減って暇を持て余すホームズ。それは結構な事だが我慢出来ず
警察無線を傍受して無理矢理に事件を探す。そしてグレッグソン警部の声を
聞く。浜辺で飛行機墜落事故が発生。ホームズはワトソンを連れて勝手に
調査に加わる。NTSB（国家運輸安全委員会）のモリナリが断るのも無視して
遺体を見ていると鈍器損傷や不自然な傷痕が見つかり、ホームズはこれは
殺人事件だと断定する。

乗客3人とパイロットの全員が死亡しており殺人事件だとしても既に被疑者
死亡となる。だがホームズは納得がいかず「これには何か裏がある！」と
言って譲らない。丁度彼の父親が息子に会いに来る予定だったので、これを
断る口実にしようとしているのでは？とワトソンは考えるが・・

警部はチャーター機会社のオーナーに話を聞く。機長は元軍人の温厚で
優秀なパイロットだったらしくトラブルもないと言う。問題と言えば車上
荒らしがあったと話す。

ホームズの父からワトソンに食事のセッティングのメールが届く。だが
ホームズは如何に父親がいい加減かを語って首を縦には振らない。

ベル刑事の調べで客だった弁護士3人は食品会社の訴訟で島へ行く為に機に
乗っていた。リーダーのデブリンと部下のジェラードは事務所で度々衝突して
いたらしい。

フライトレコーダーが回収され聞いてみるが機長は「計3名」と言っていた。
ホームズは犯人が別の場所でジェラードを殺害し貨物室に放り込んだ。そして
他の弁護士らは知らずに乗り込んで事故に巻き込まれたと推測する。だが
それでは犯人は大手を振って街にいる。

ホームズは何故この事件にこだわるのか？どうも疑問が残るワトソン。明確
な返答がないので父親に色々話を聞くと彼女は言う。

チャーター機会社の駐車場の防犯映像を見せてもらう。ジェラードと口論
する

な男性。映像をよく見ると訴訟になっている食品会社の社員
だとわかった。

ホームズとベル刑事は映像の

な男性エド・ヘアストンに会って話を聞く。
彼はジェラード弁護士に協力して社内の情報を渡していたと言う。容疑者候補
だったがホームズは重度の糖尿病を患っている彼に犯行は無理だと否定する。

ワトソンがホームズの父親と食事をする。息子の事を話してワトソンの仕事
ぶりも尋ねてくる。だが「息子とのSEXはどうだぁ〜？」と何回も聞くので
これは偽物とわかってしまう。実はホームズに雇われた役者だと言う。父親は
どうせ来ないから、代わりで来たと言うのだ。

ホームズは燃料タンクに混入されていた砂を発見する。実は墜落したビーチで
不自然な砂を見かけていたのだ。タンクに何者かが砂を混入し、その影響で
墜落。入れるのをジェラードに見られて殺害した。だがそれは誰なのか？

帰宅したワトソンは大激怒。ホームズは「秀逸なドッキリだろ？」と言うが
自分の事を何一つ明かそうとしない彼の姿勢を批判する。これにはさすがの
彼も反論出来ずに呆然。

ホームズとベル刑事はチャーター機会社の社員オーウェン・バーツに会って
話を聞く。ホームズらの調べでバーツはいつも帰りのマイアミ便がきっちり
重量が30キロオーバーしていた。これは麻薬か何かでそれを機長のジョーに
バレてタンクに砂を混入。それを見たジェラードを殺害したと推測するが、
本人はアリバイがあるとして犯行を否定する。