HAWAII FIVE-0 シーズン9 #14 「渦巻く憎悪」

「渦巻く憎悪 / Depressed with the Heat of Keawalua」

(HPより)

フリッパのバンド仲間ルカが殺された。ナイフで９箇所も刺され、乗って

いたバンと財布を奪われていたが、ルカの着衣には長いブロンドの毛髪が

付着していた。カージャックにも思えたが、９箇所も刺されていることか

ら怨恨の可能性も。手掛かりはなく、まずは被害者のルカを調べると本業

はカウンセラー。そしてここ３か月でアニー・カーという女子高生に５千

ドルも送金していた。

(以下、私的感想です)

早速本部にアニーを呼んで聴取する。未成年で親も同伴していないので

美女弁護士ヤマダが同席する。彼女は「たかが家出くらいで何故呼びつ

けるのですか？」と聞くとスティーヴは「これは殺人事件の捜査です。

あなたの依頼人は容疑者なんです！」と答える。アニーは同性愛者で、

両親は猛反発し矯正治療を受けさせる為に施設に入れようとしていた。

ルカはアニーに協力していたのだった。ジェリーの調べでルカのバンが

見つかる。運転しているのは23歳のコナー。前科は特盛りつゆだく。

捜査チームがSWATを引き連れてコナーの自宅へ向かう。PCを見よう

とするといきなり爆発する始末。なんとPCに小型の爆弾を仕込んでい

た。おまけに自宅からは爆弾製造の原材料が残されていた。奪ったバン

を何処かで爆発させるつもりで、奴は爆弾魔なのだ！。コナーが服役

中に同房だった男に話を聞くと奴の父親が妄想型統合失調症だったと

言う。そして奴は少年時代から酷いいじめを受けていたらしい。更に

こいつはネオナチという事も判明する。バレそうになると捜査をして

いる警官を殺してしまう。ジェリーの調べでスティーヴが刑務所で話

を聞いたコナーの同房バートンが協力していたのが判明。隠したあっ

た携帯も見つかる。ブチ切れたグローバーは「わりゃ、なめとったら

いてまうで！お前如き消すのは訳もないんや！」と吠える。その頃、

コナーは車を乗り換えて移動していた。SNS上でこいつは全米5都市

で爆弾を炸裂させようと企てているのだ。だがジェリーがその一箇所

ワイキキのコミュニケーションセンターと特定。監視映像には車から

降りるコナーが映っている。起爆装置を握り絞めているこいつをステ

ィーヴが背後から羽交い絞めにするが激しく抵抗するのでグローバー

が即射殺（即逝って良し）。事件解決後、バーで1人呑んでいるグロー

バーの元にスティーヴが来る。30年前グローバーは、黒人差別をする

輩と大喧嘩をした事を話し始める。そしてビーチではルカの追悼集会

が始まった。皆静かにルカに祈りを捧げた。

(今回は・・・)

グローバーが30年前に受けた人種差別が今回の怒りへと繋っていた

んですね。その話に耳を傾けるスティーヴの優しさも感じました。

あ、そう言えばダニーまた休んでましたね。では、また