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Channel: 紀州のプーさん のんびり日記
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キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き3 #9 「宇宙人との遭遇?」

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「宇宙人との遭遇 / Close Encounters Of The Murderous Kind」

深夜の操車場で巡回する警備員。そこに駐車している車を覗き込むと何と顔
が膨張した女性の死体があった。その頃キャッスル家では今度のピクニック
に彼氏を誘うと意気込むアレクシスと困惑するキャッスルだが・・

現場に到着したベケットとキャッスル。顔が膨張した遺体を見て驚くが、
ラニーによると宇宙空間のようなゼロ気圧で起きる症状らしい。そしてキャッスル
は車内から宇宙人の本を見つけて早速「これは宇宙人の仕業だ」と決めうち
する始末。だがタイヤの傍に吸殻が落ちていて、エスポジート曰く「そのETは
ニコチン中毒だな」

被害者女性はマリー・スバラオ。天文物理学者で地球外生命体を研究している
らしく独身で一人暮らし。益々宇宙人説を信じ込むキャッスル。


ベケットとキャッスルはマリーの勤務先の研究所に出向く。ボーン博士によると
前夜彼が職場を出る際にはまだ彼女は残っていたらしい。そしてその施設には
特殊な減圧ルームがあり、そこで殺害されたのか?同僚女性ホルダーによると
彼女にはテッドという元カレがいて揉めていたようであった。

ライアンとエスポジートはテッドを呼んで話を聞く。彼は確かにマリーとは
別れたらしいが先日彼女からお茶に誘われて、ヨリを戻したいのかと思って
会いに行ってちょっと話しただけだと言う。その時彼女は落ち着かない様子
だったらしい。

キャッスルは「宇宙人、宇宙人」と連呼してベケットは文句言いまくり。そして
鑑識の調べた結果、減圧ルームには血痕や争った跡は全くなかったらしい。
益々キャッスルは「宇宙人、宇宙人」と連呼。

ラニーの検視によるとマリーの鼻腔に棒状の異物がレントゲンで写っていた。
キャッスルは例の本を取り出し、同じ写真を見せて「宇宙人のチップだ!」

アレクシスの彼氏の両親と食事をする事になったが、相手側は子供抜きで
親同士で会いたいらしい。アレクシスは父が阻喪をしないか気になる。

結局テッドにはアリバイがあり無関係。そして鼻腔の棒も金属の破片とわかった。
だが一人容疑者が浮上。宇宙人本の作者ベニー・ストライカー。彼は以前
マリーと一緒に仕事をしていたが、彼が宇宙人の事ばかり唱えるので追い出された
過去があり、その彼と電話していたのが判明した。

ベケットとキャッスルは宇宙人セミナーをしているストライカーに会いに行く。
彼によるとマリーは宇宙人の研究中で記憶が4時間分飛んだらしく、その原因を
突き止めると言っていたらしい。彼は政府関係者が彼女を消したとぬかす。


ストライカーは事件当日はサイン会をしておりアリバイがあった。ベケットと
キャッスルは研究所を再度訪ねるとマリーの荷物が全てなかった。ホルダーに
よると政府関係者を名乗る男達が来て全部持ち帰ったと言う。

司法省に問い合わせてもマリーの私物を持って行った事実はなかった。では誰が
持ち去ったのか?そしてライアンの調べでマリーはニュージャージーに行って
いた事がわかり、その住所を調べると天文台がある。

ベケットとキャッスルは天文台に出向く。職員の女性に聞くとマリーは光学
望遠鏡で何かを調べて帰ったらしいがデータは全て消去していた。その帰り、
二人の乗る車が突然停止してスマホ等も全て電源が切れてしまう。そして空から
怪しい光が降り注ぎ・・

二人は暗闇の一室に拉致されていて怪しい男二人に尋問される。マリーが持ち去った
物を探しているらしい。二人に当然知らないが彼らは「君らの手にはおえない。
この件から手を引け」と言って首筋に注射する。そして目を覚ますと車に戻って
いたのだった。

ベケットの車を調べると追跡装置が仕込まれていた。怪しい男二人はそれで
追跡し、電子機器の故障は電磁パルスを発生させていたからだと断定する。
だが彼らが探している物は何処にあるのか?エスポジートは二人が何をしてたの?
と何度も聞く始末。(変な事はしてませんて・・)


テッドがマリーから預かったという品を受け取って調べるとCDにもう一枚
ディスクが張り付いていた。そのディスクに収録されている映像とは・・?

ディスクには宇宙船の様な(?)映像が収録されていた。加工された形跡は
ないがキャッスルが唱える宇宙人説には当然否定的なベケット。直ぐに追跡
装置に「探し物は見つかった」と言うが・・

直ぐに例のメイ・イン・ブラック(?)が来る。彼にその映像を見せると
探し物はこれじゃないと言う。ベケットらは怒って追求すると男は話し出す。
国防総省の極秘衛星の座標にマリーが天体望遠鏡で合わせていて、その後
データが盗まれた。マリーは中国の諜報機関に殺されたと言うが・・

その夜、キャッスル家ではアレクシスの彼氏の両親が来て食事をしている。
その時キャッスルはピンとくる。マリーの行動は不自然過ぎる。そして彼女の
体内から自白剤が検出されたのもわかり、研究所の他の誰かがスパイではないか
と推測する。

研究所で望遠鏡を見る申請書類をチェックするとマリーの筆跡とボーン博士の
筆跡が酷似しているのがわかった。彼こそがスパイだったのだ。何も知らない
マリーは不審な座標を見てしまい、それを知ったボーンが自白剤でマリーから
何も知ったか聞き出して殺したのか?そのボーンは既にトンズラして行方不明
になっていた。

署にはブラック(?)が来る。持参してきた機器でボーンの所在を携帯の発信
記録から割り出す。チャイナタウンだとわかる。そして映像から中国人スパイ
と同じ建物に入ったのがわかり、直ぐに急行する。


中では中国人スパイがボーンを撃とうとしていたので速攻で逮捕する。ブラック
野郎は「これで国家機密は守られた」と言うが・・

男はベケットに捜査の内容等を明かしたらしいがキャッスルには語らず。しつこく
付きまとうが「秘密だから・・」と言って口をつぐむベケットだった。

〜今回は〜

結局あの男は何者でどういう組織の人間だとかはわからずじまい。おまけに
あれだけ引っ張りながら最後はあっさりと解決し、どうにも釈然としない結末
でした。いっその事、宇宙人でも出た方が良かった?

ストライカーを演じたのはLance Henriksen。ご存知映画「ターミネーター」
の刑事役や「エイリアン2」のビショップ役の俳優ですね。宇宙人セミナーを
していたのも笑えましたね。

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では、また

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