Quantcast
Channel: 紀州のプーさん のんびり日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1875

キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き3 #10 「伝説のバー」

$
0
0
「伝説のバー / Last Call」

港で釣りをする一人の男性。どうせ釣れないからと止めるように女性から
言われるも続けていると竿が激しく引っ張られる。リールを引き上げて、
何が釣れたか見てみると・・死体だった。

キャッスル家ではアレクシスの幼い頃の友達グレースが大学の見学に来るので
家に泊める事になった。しかし来た彼女はすっかりイメージ・チェンジして
ゴス・ファッションになっていた。


イースト川から死体が上がった。40代位の白人男性。ラニーの所見によると
頭部に見られる鈍器損傷が死因と見られる。

エスポジートの調べで被害者は指紋からドナルド・ヘイズ。元海軍兵で今は
港湾労働者で今日も働いている。早速ゾンビ(?)のドニーに会いに行く。
直ぐに見つけて声を掛けるとお約束通りにトンズラするので速攻で逮捕する。
その男グラントを早速聴取する。彼は港湾労働の組合員証を25,000ドルで
ドニーから買っただけで殺してはいないとぬかす。

ラニーの検視によると死因はやはり頭部への鈍器損傷。そして腕には散弾銃の
弾が入ってままだが治療の痕跡がない。

ライアンらの調べでグラントの供述通りドニーに小切手で組合員証を買って
いた。そして売ったドニーは口座の金12万ドル全額をピトリアーノという
怪しい男に払っていた。この男に殺害されたのか?

ピトリアーノを呼んで話を聞く。ドニーは今は亡き叔父が経営していたバーを
買いたいと所有者の彼に言ってきた。他にもバーテンダーのブライアンもバー
を買いたいと言っていたらしいがドニーの金額が上だったらしい。


ベケットとキャッスルはバーへ出向く。ブライアンはドニーを死んだ事を
知らないようで驚いていた。地下の事務所に入ると散弾銃を撃った痕があったが
ブライアンは知らないと言う。

女性店員に話を聞くと2週間前にピートという客にしつこく絡まれて困っている
所をドニーが助けてくれたと言う。その時バットでピートの車をボコボコにした。

ライアンらがベロンベロンに酔っ払っているピートを連行して来て聴取する。
確かに車をボコボコにされたが現金で1,000ドルくれたので許したとぬかす。
だがそれは事実で事件当夜も友人宅でグデングデンに酔っ払っていたのが判明。

エスポジートとライアンが地下の事務所を調べているとオークション会社の
契約書を発見する。何を売ったのか?

ベケットとキャッスルはオークション会社に出向く。そこの職員ハイスラー
に聞く。ドニーは叔父が保管していた戦前の高級ワインを出品していたの
だった。それはネット長者のジェフリーが競り落としたと言う。

二人はジェフリーの元へで出向く。彼は人気ゲームの開発で一財産稼いでおり
そのワインは呑んだだけで凶器ではなかった。


やはり押収したワインは割れていないので凶器ではない。すると他にも同じ
ワインが出回っていたのか?

帰宅したキャッスルはワイン作り(?)に励む。アレクシスが冷蔵庫を開ける
と中から食品が飛び出す。その仕掛けをしたキャッスルはピンとくる。

二人は改めて地下の事務所を調べると扉が開くと散弾銃を撃つ仕掛けがあった。
そして地下通路へと繋がっていた。直ぐに探索を始めるが何者かが走り去って行く。
追跡するも見失ってしまう。

遺体と一緒に回収した破片からドニーの血液が採取されたのでやはり殺人事件
に間違いない。改めて地下通路を探る事にする。

二人は古い地下通路の図面を見て昔の逃げ場所を探る。だが一枚のカードが
落ちていた。その図面をみていた先客がいたその人物は

オークション会場で何も知らずに仕事をこなすハイスラーを追求する。彼は
ドニーを「1本ずつ売った方がいい」と言葉巧みに騙して残りのワインを探して
いた。そしてひと儲けしようと売り飛ばそうとしたのだ。そして邪魔になった
ドニーをその瓶で撲殺したのだった。(何たるサンタルチア)


アレクシスとグレースが署にやって来る。また幼い頃の親しい関係に戻った
ようでキャッスルもひと安心。そして押収したワインも一本だけ呑める事に
なり、何故か皆でビリー・ジョエルの「ピアノ・マン」を歌いながら帰って
行く始末。

〜今回は〜

キャッスルは余程ワインが好きなようで、最後は涙ぐむ始末で・・

アレクシスにゴスファッションは似合わないようでホっとしました。

よろしければ、クリックお願いします。
人気ブログランキングへ
では、また

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1875

Trending Articles