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Channel: 紀州のプーさん のんびり日記
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Eddie Money 「Greatest Hits : The Sound Of Money」 ('89)

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今のアメリカ音楽界で男性ロックシンガーの代表と言えば、誰もが真っ先に名前を
挙げるのはやはりBruce Springsteenでしょうか?もちろんその答えに異論を唱える
つもりは毛頭ありませんが、でも他にも渋いベテランのロックシンガーはおられます。
その一人が今回ご紹介するEddie Moneyです。何故彼の前にBruceの名前を出したか
と言うと、まず年齢が同じ(1949年生まれの現在64歳)であるという点。そしてLIVE
こそ実力が発揮出来るシンガーという点ですね。

Bruceはニュージャージー州はロングビーチの出身であるのは有名ですね。だからこそ
近くのBig Cityであるニューヨークへの反発心もあるのですが、EddieはそのN.Y.は
ブルックリンの出身。言わば生粋のニューヨーカーなんですね。でも以外とN.Y.出身
のロッカーは少ないのですね。他民族国家の中でも人種も雑多な街なだけに、音楽の
嗜好も様々な訳ではあります。

さてそんなEddie Moneyの経歴を簡単に振り返ります。彼は1949年にニューヨークは
ブルックリンで生まれます。彼の家系は祖父の代から警察官の一家で、父親も兄弟も
全てNYPD(ニューヨーク市警)の警官という家族でした。そんな家庭なので当然彼も
警察学校を経てニューヨーク市警で警官を勤めます。しかし音楽好きの彼は程なくして
退職し、カリフォルニアへ移住します。

西海岸では著名プロモーターに出会い、デビュー作「Eddie Money」からシングル曲の
「Baby Hold On」や「Two Tickets To Paradise」等がヒット。アルバム自体も
スマッシュヒットを記録。幸先のよいスタートをきります。その後もヒットを重ねます。

しかし好事魔多し。80年代に入りドラッグ絡みの事故で、一時期は再起不能とまで
言われました。しかし何とか復帰を果たします。そのブランクを経て1986年に
「Can't Hold Back」で見事に第一線に復帰。シングル「Take Home Tonight」が
大ヒット。新たな若いファン層も獲得。その後も「Nothing To Lose」から
「Walk On Water」が、そして1991年の「Right Here」からも「I'll Get By」と
いった名曲を発表。

その後はチャートから名前を聞くことはなくなり、ファンとしては寂しい気も
しますが、アルバムも90年代以降も発表し、ライブ活動を平行して行っている
ようです。

さて今回ご紹介するのも例によってBEST盤です。これは1989年に発表された、一番
乗りに乗っていた頃の作品集です。最近リリースされたBruce Springsteenの
新作もいいですが、渋さではEddieも負けていませんよ。

これから春に向けて哀愁漂うEddie Moneyを是非お薦めします。アマ○ンによると
結構彼のアルバムは出ていますね。初期の5作品をセットにしたボックスが2,700円
程というナイスプライスで出ていたので、私も買おうかな?

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では、また

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