アンフォゲッタブル 完全記憶捜査 #15 「不都合な証言」

「不都合な証言 / The Following Sea」

とある小さな島シティ・アイランドを牛耳る富豪ジョー・ヘイガンが妻殺害容疑で
起訴された。こやつは以前にも若い女性をレイプしながら不起訴になっていた。
島民に金をばら撒き黙らせていたのだ。怒りに震えるアルは「今度こそ奴をブチ込む」
と息巻く。だが証言する筈だったケイト・ジョーダンが裁判直前に姿を消す。彼女
の証言がなければ、ヘイガンはまた不起訴になってしまう。アル達刑事は必死で
聞き込みをするも島民は皆見て見ぬフリをする始末。

アルと検事らは判事に裁判の休廷を頼みこむ。何とか2日間の猶予を貰う。それを
聞いて鬼畜ヘイガンはニヤリ×2。

キャリーの調べでケイトの宿泊先がわかりアルらと共に急行する。そのホテルの一室
に入るとシャワーを出しっぱなしのまま姿を消していた。ヘイガンの差し金に拉致
されたのか？


今回の事件はヘイガンのクルーザーで妻がデッキから誤って海に転落した事故だと
ヘイガンは主張していた。だが妻は背が低く手すりを乗り越えるのは不自然。誰かに
海に放り捨てられたと推測。そうすると死体の漂流地にも納得がいく。

検視官ジョアンは鑑識報告を持って来るが、アザ等では証拠として弱く裁判には役に
立たないとアルは却下する始末。

アルの書類を見てキャリーはある写真の女性を見て見覚えがあった。その女性はケイト
のルームメイトのグエン。彼女が裁判所で男に詰め寄っていた。その男は写真で確認
して、クルーザーに同乗していたクランシーだとわかる。

アルはグエンを見つけて話を聞く。彼女は数日前に裁判での発言を撤回すると言って
いたらしい。それはヘイガン寄りの証言をするという事なのか？

マイクとローはクランシーに会って話を聞く。こやつも本当の事を言おうとはしない。
何かを恐れているのか？結局有力な話は聞けずじまい。

以前アルがケイトに話を聞いていた際のビデオを見直すが、どうも不自然な表情を
見せるケイトに疑問を感じる。そしてニーナの調べでやはりケイトとクランシーは
電話で話をしていたのが判明する。

キャリーは面が割れてないので別人としてクランシーに近づく。何も知らない彼は
油断している。シティ・アイランドでキャリーは暫くは情報収集に当たる。


ターニャはケイトの電話の通信記録から所在の特定を急ぐが、どうもローの事が
気になる様子でやたらとベタベタする始末。

ニーナはジョアンに呼ばれて話を聞く。彼女の検視でヘイガンの妻ノラの遺体から
酔い止め薬の成分が検出される。

キャリーはバーで業とらしくクランシーに声をかける。すると彼の服にはケイトの
香水の匂いがついていた。恋人同士だったのか？そしてターニャが特定した港から
車が引き上げられてケイトの死体が発見される。

アルはクランシーがケイト殺害に絡んでいると推測し聴取する。クランシーはケイト
との恋人関係だった事は認めるが彼女が殺害されたと聞いて驚愕する。アルは彼を
疑うがキャリーは「クランシーは無関係」と主張する。

キャリーはやけ酒を呑むクランシーに話を聞く。やはりケイトが死んだ事にショック
をうけている。そこへヘイガンが現れる。キャリーは店を出て盗み聞きしていると
2人は口論している。推測通りクランシーも騙されていたようで動揺している。

ローの調べでヘイガンはケイトに金銭関係の書類の改ざんをさせていた。それを知った
妻はそれを公にすると言っていたのがわかった。その為に2人は消されたのか？


裁判は再開するが証人のケイトまで殺害されて、おまけに彼女が手にしたらしい証言に
関する書類もまだ届いておらず判事は無罪を言い渡す始末。

ジョアンの調べでケイトの体内からもノラ同様に酔い止め薬の成分が検出された。だが
よく調べるとこれは非常に危険な体の自由を奪う毒物だとわかった。

被告ヘイガンは出廷せずの公判に疑問を持つキャリー。ヘイガンを疑うクランシーを
またもや例の薬を使って消そうとしていると推測する。前日知り合いの船を修理すると
言っていたのを思い出す。その船を特定しキャリーは急行する。

船の中を捜査するとクランシーがぐったりとしていた。やはりヘイガンに消されそうに
なっていたのだ。だが間一髪の所でキャリーが助ける。

バーで呑んだくれるヘイガンの元へアル達捜査チームが出向き、2人の殺害及びクランシー
殺人未遂で逮捕する。彼は社員の年金にまで手をつけてギャンブル三昧だったのだ。
（何たるサンタルチア）


〜今回は〜

裁判で証言する人物を狙うという設定もアメリカのドラマの定番ですね。証人保護
プログラムなんてのもありますしね。

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では、また