クリミナル・マインド7 FBI行動分析課 #21 「金髪コレクター」

「金髪コレクター / Diving Rod」

死刑囚ロッド・ギャレットの刑執行が予定通りに行われる。その頃監禁されている
若い金髪女性がアイスピックで刺し殺される。

BAUに事件の一報が入る。今回はオクラホマ州イーニッドでキャラ・スミスという
若い金髪女性がアイスピックで心臓を一突きで刺殺された。その手口は処刑された
ロッドと酷似している。模倣犯の仕業か？

ジョギングから帰宅した若い金髪女性が着替えているといきなり何者かに抑えこまれ
速攻でアイスピックで刺殺される。

早速機内ではプロファイリングを始める。そこへ一本の電話が鳴る。キャラ殺害から
時間もあまり経っていないのに、早くも第2の事件が起きたのだ。

ホッチとモーガンは刑務所へ出向きロッドの部屋を見せてもらう。所長によると
ロッドは他の囚人から襲われた事があったが逆に相手を刺し殺したらしい。25人も
殺害した男だけに遺族が送った刺客だったのか？

ロッシとプレンティスはロッドの妻ヘレンに会って話を聞く。ロッドは25人もの
女性を殺害したが鬼畜だが、病弱な妻には献身的だったらしい。

リードとJJは第2の現場へ出向く。地元警察のチルダー刑事との挨拶もそこそこに
話を聞く。被害者はジョディ・アームストロング。彼女もまた金髪美女だった。

ヘレンは雨の日も風の日も欠かさずロッドの面会に日参していたらしい。そして自宅
にはそんな鬼畜宛にファンレターが何通か届いていたのでそれを受け取る。

JJはジョディの死体をチェックしていると髪が不自然に切られているのに気づく。
前夜に撮られた写真にはそんな形跡はなかった。これは犯人が切ったのか？

そんな中、また若い金髪女性が帰宅してワインを嗜んでいると何者かがいきなり
襲ってきて縛りつけてまたもやアイスピックで心臓を一突きにする。

やはりJJの読み通り髪は犯人に切り取られていたのだ。だがその目的は？その頃
犯人の男は殺害した女性から切り取った髪を集めてニヤリ。

第3の現場に出向くホッチとリード。今回も被害者は共通。そして殺害時刻は3人共
0時と6時にこだわっている。

ロッシとプレンティスがロッドに届いたファンレターを読んでいるとロッドが処刑前に
ブツブツ言っていた文言と同じ文面の手紙があった。これは犯人からの手紙か？

ホッチらはプロファイリングを公表する。犯人は若くてかなりの腕力の持ち主。
殺害時刻も0時か6時というこだわりを持っている。今夜は外出を控えるように
求める。

犯人はまた新たなターゲットの家へ侵入する。だがベッドにはいない。慌てて下の
階へ降りると彼氏とやって来た。犯人は彼氏をシバキ倒してその金髪女性に襲いかかる。

ガルシアの調べでロッドが刑務所で何度か襲われたがそれは遺族の復讐か？そして
今回の犯人は何故ロッドが処刑されてから犯行を始めたのか？

モーガンとプレンティスは警戒する中で暴走する車を発見して追跡する。だがそれは
彼女を拉致された男性がその車を追っていたのだ。

拉致されたエミリーも自宅近くで発見される。犯人は引き返して放置したのだ。今回は
頭の皮ごと剥いでいて残虐性が増している。

これまでの4人の犠牲者の犯行現場を線で丸く結ぶとハート型になるのがわかった。
そしてその中心になるのがロッドの妻ヘレンの住まいなのだ。

ホッチらはヘレンの家へ急行する。だがもぬけの殻だった。刑務所へ行ってロッドの
遺品回収に出向いていた。そして家からはカツラが複数発見する。実はヘレンは脳
腫瘍を患っていたのだった。それで犯人は被害者から毛髪を剥ぎ取っていたのか？
そんな彼女に会えるのは誰か？ホッチは刑務所へ行くシャトルバスの運転手が
怪しいと睨む。