ブラックリスト シーズン3 #3 「イーライ･マチェット」

「イーライ･マチェット / Eli Matchett (No. 72)」

(HPより)

巨大農業系企業ヴァーディアント産業に、彼らに仕事を奪われゲリラ化した農家

たちの「ロス･セガドレス」が攻撃をしかけてくる。ヴァーディアント社の幹部は

「結社」の一員だったため、スペインに向かっていたレッドは、アメリカに戻り

事態を沈静化させる。しかし、レッドにはある思惑があった……。

(以下、ネタバレ）

レスラーの前に突然姿を現したトム。いきなり「協力する」と言われても首を縦

に振れない。レッドはリズを連れて一度は船でスペインを目指したが、こちらも

突然アメリカの片田舎へと引き返す。ヴァーティアント産業のデータファイルが

農家のゲリラに奪われたがその会社は結社の資金洗浄をしているので、ファイル

を得ると結社の首の皮を掴んだのも同然になる。だが船から引き返してアメリカ

へ戻って来た情報はFBIにも入っていた。レッドの手下デンベはまだソロモンから

の拷問を受けていた。レッドとリズはゲリラ農家軍団のいる所へやって来る。そ



こでイーライ・マチェットという男の事を聞くといないと言われる。どうやらけ

んかして出て行ったらしい。仕方ないので手下のコスタの所在を聞く。その頃、

マチェット達は隠れ家にいて、会社から盗んだデータをネットでばらまこうと

いう意見が出るとマチェットはコスタ達仲間を全員射殺してしまう。FBIはレ

ッドと会社との繋がりを確認。本社が爆破に遭い犠牲者が出る。だがコスタがい

ないと言う。マチェットは何かの研究に立ち会う。そこにいるじじいが「ウィル

スが出来た」と言ってマチェットに渡す。レッドとリズはコスタの家に侵入する

が誰もいない。だがそこへレスラーとサマールが来たので見つかる寸前で逃げる。

室内にあった書類は「ジェネシス計画」という事に関する極秘ファイルだった。

グレンは一台の車を発見。その前にあるレストランに入って防犯カメラの録画デ

ータ用機器を拝借する始末。レッドとリズは極秘ファイルの施設に到着。その中

で研究しているデータをコピーしようとするもレスラー達が来たので、仕方なく

退散する。アラムの調べでマチェットはヴァーティアント社から損害を被ってい

た。その復讐でその施設で遺伝子組み換えの作物を絶滅させるウィルスを研究し

ていたのだった。そうなると会社だけでなく世界的な被害が出るのだ。めし屋で

一服するレッドとリズ。だがそこにも怪しい男が銃を向ける。リズは咄嗟にその

男を撃つ。しかしその男の懐にはバッジがある。そのまま放置出来ないと思い病

院まで運んで逃走する。マチェットはウィルスを持って車で逃亡するが検問の網

にかかって逆走する。そこへレスラー達の乗る車が追跡。徒歩で逃げるマチェッ

トとレスラーは格闘するがピンチになる。だがそこへ颯爽と現れたサマールがマ

チェットの腕を踏みつけてニヤリ（やってくれるぜ、サマール姉貴！）。レッド

はヴァーティアント社の技術責任者スーザンの元を訪れる。レッドは彼女の企み

に気づいていた。会社に被害を被ってマチェットが復讐しているように見えたが

実は彼を懐柔して逆に会社に復讐したかのように見せかけてウィルスで世界的な

飢饉になった時、新たに開発したウィルスを発売してボロ儲けしようという算段

だったのだ。バレて固まる砂かけばばぁ。レッドはばばぁに「リズの潔白を証明

して俺を結社のボスに渡せ！おらぁ！」と吠える。程なくしてばばぁは逮捕され

サマール姉貴が聴取する。レスラーは相談がてらクーパーと盃を交わす。「お前



のやりたいようにやらんかい！」と助言される。グレンは盗んだ録画映像からデ

ンベがその店で拉致されたとレッドに告げる。餃子の王将で一服するトム。そこ

へ突然クーパーが現れて「お前にやって貰いたい事がある」と言ってファイルを

手渡す。そこにはカラクルトの文字がある。クーパーは余裕でニヤリ。

(今回は・・・）

前回そのまま逃げずにあえて対決姿勢を見せたレッド。でもこれから嵐の吹く予

感が・・。クーパーがトムに接触するというまさかの展開も。怒涛の次回も楽し

みです。