CSI : Crime Scene Investigation S12 #17

「噂の真相」

大学のキャンパス内でのパーティーで盛り上がる学生達。だが程なくして
皆のスマホに衝撃的な写真が出回る。橋の下に男子学生が転落死していた
のだ。

まだ夜が明けていない早朝。ブラス警部に呼ばれてラッセルが現場に来ると、
既にフィンが来ている。争った跡がある事から殺人事件として捜査する。

夜が明けてニックやモーガンらも現場に到着。IDから被害者は西ベガス大2年
のピート・モイヤー。かなり酒に酔ってから死んだようである。そしてこの
大学に通うラッセルの息子チャーリーも野次馬に混じっているのをフィンが
「容疑者発見！」

彼によるとこの件はキャンパス内でスマホ等
でつぶやき＆ツイートし放題になっていた。この情報発信者はボイヤー4・U
と名乗っていたのがわかった。

ロビンスとモーガンがピートの検視を行う。彼は生前にかなり一方的にボコられ
ていた事がわかった。

フィンによるとニックがピートの部屋で血の付いたシャツを発見したが、他の
物は全て学生達が事件後に全て持ち帰ったらしい。（何の記念品？）

モーガンの調べでピートはビデオブログで大学内のあらゆる学生達のゴシップ
を暴いては公開していた。

アーチーの調べでボイヤー4・Uはピートの携帯を使って送信していた事が判明。
彼の所在をGPSで突き止めてニックらが速攻で逮捕する。部屋からはピートの
携帯も押収する。彼によるとピートに呼び出されて橋の上に来たが、ピートは
既に橋の下で死んでいたので携帯で撮影して逃げたらしい。そしてピートが生前
大きな爆弾ゴシップネタを掴んでいたと言う。

フィンとモーガンの調べでピートの携帯に爆弾ゴシップの暴露を予告する動画
が入っていた。そして大学に通う人気アイドルのブルック・キャシディとの
2ショット写真も多数入っていた。フィンらはブルックと彼女の友人ジェイクに
話を聞くが関連を否定する。

ラッセルはピートの所持品からゴシップ番組のホストを務めるトム・ロードナー
の名を見つける。彼が教鞭をとる授業を見てから話を聞く。ロードナーは
ゴシップを「偶像崇拝に視点を当てた文化社会学だ」と説明する。ピートの
遺留品を調べれば凄いネタが出る？」と言う。

ラッセルとニックがピートの遺留品をチェックしているとフラッシュメモリーが
出てくる。中身を見るとボイヤー4・Uことセバスチャンとジェイクの2ショット
写真があった。ジェイクはブルックと付き合っていたのはカモフラージュ？

ブラスとラッセルはジェイクを聴取する。彼の部屋からピートのPCも発見された
ので追求するが、自分がゲイであるのをバラされるのが怖くてPCを盗んだだけと
ぬかして殺害は否定する。

グレッグがピートが持っていたデジタル受信機を発見する。だが盗撮した映像が
見づらいのでアーチーに解析を頼む。

ラッセルの元に息子のチャーリーが差し入れを持って来る。彼はフィンとの仕事
を気にして「前の事があるから・・」と言うと「2度目の正直だ」と答える。

フィンの元にブルックが訪ねて来る。彼女によるとジェイクと事件当夜一緒に
いたと彼のアリバイを証言する。そしてピートがロードナーに嫌気がさしていた
ようだったと話す。

アーチーがデジタル受信機の映像を解析した結果、映っていたのはロードナーの
部屋と判明。ニックとグレッグが部屋を調べると受信機のカメラを発見。部屋の
ソファーを撮影していた。

部屋からは血痕と精液を検出。点数稼ぎの女生徒との関係は認めるが合意の上
だとぬかして、ピート殺害も否定しくさる始末。

ロードナーの部屋で関係を持った女生徒を特定する為にフィンとモーガンは大学
に出向きロードナーの講義を受けている学生に「無実を証明する為にDNAを提供
して欲しい」と言う。そして「拒否するのは自由だけど、その人たちの名前を
ネットで公開したりしないでね」とかましを入れるとみんな直ぐに協力する。
「一人目の綿棒は真っ新よ」（使い回しなの？）

ヘンリーがDNAを鑑定した結果ロードナーの部屋の精液と一致したのは全て彼の
講義を受けている7人の女生徒と判明する。その生徒たちから話を聞く。フィン
が話を聞いたアシュリーはロードナーからレイプされていた事を告白して、
さらにピート殺害も自供する。

ピートはロードナーの部屋で盗撮した映像を公開しようとしていた。だが他の
女生徒と違って合意ではないレイプをされたアシュリーはそれを苦に自殺しよう
と橋の上に来た。それを追って来たピートが止めようとしたが、携帯を持って
いたので撮影されると思って揉み合いになり彼は足を踏み外して転落したのだ。

だがアシュリーはこれ以上自分の屈辱を公に晒されるのが嫌で証言するのを拒否。
ロードナーは不起訴処分になってしまう。釈然としないラッセルとフィン。
浮かない表情のラッセルの元にチャーリーが来る。彼も事件の事は知っていて、
ロードナーの疑惑が学生たちにツイートされまくって、その影響から停職処分が
下ったと伝える。少しは気分が晴れて息子と食事に繰り出すラッセルだった。