White Collar S4 #13

「眠らぬエンパイア・シティ」

モジーはイエロー・キャブのドライバーになって客からの情報を収集中。
だがニールはキーからの得られる有力な手がかりはまだ掴めていない。

ピーターも自宅でニールの足かせからの情報を頼りにしている。まだ
エリザベスにはニールがらみの事は話せない。

ニールはモジーのタクシーに乗り込みブルックリンへ向かう。その頃ピーター
はエリザベスに、ニールは理由なく嘘はつかないと話す。

モジーは自分が取得したタクシーの営業番号と同じタクシーを見つけて激怒して
その車両を追跡し始める。ピーターはニールを監視するだけだと言っても
エリザベスはなかなか納得しない。

モジーが交通違反しまくりで逮捕されてしまい、ピーターが駆けつける。
モジーは自分がせっかく取得した営業許可を勝手に他人に利用されてたまるか
という勢いで文句タラタラ。ピーターに被害届を出せと言われる始末。

ジョーンズの調べで営業免許の持ち主はタクシー会社社長のデュサークと
わかる。他に怪しい点が見つからないのでデュサークに会う事にする。

ピーターはタクシーリムジン委員会の職員としてニールと共にタクシー会社に
出向く。そこではモジーが他のドライバーと話しているのでニールは「まかせろ」
と言う。ピーターはデュサークから乗務員記録簿のコピーをとらせてもらう。
ニールは客に扮してサイフがなくなったと言って、まんまと車両に乗り込む。
そしてピーターも協力する。

デュサークから得た記録はモジーの乗務記録と同じだったが、2週間前から
食い違っている。この頃から偽造免許を買ったと推測する。車両のGPSから
その頃の移動先の住所をチェックする。その一つにコットンクラブが浮上する。
オーナーはウェルズ兄弟。兄デルモンは逮捕歴があって、弟のアンジェロは
タクシーリムジン委員会に勤めている。

ピーターとニールをコットンクラブにタクシーで送ると入れ替わりにアンジェロ
が乗り込んで来る。モジーは彼から店の事を尋ねるが興味はなさそうである。

ピーターとニールはレコード会社の幹部としてデルモンにジューンを著名な
ジャズシンガーとして売り込む。彼はまずレコードを聞いてから検討すると言う。

ダイアナが店で葉巻を売るシガーガールとして潜入する。ダイアナが盗み聞き
をしているとアンジェロが兄デルモンに偽造免許らしき物をデュサークに渡すまで
の間だけ金庫に入れてくれと頼んでいる。そしてダイアナは金庫のある部屋へ
侵入するが、そこでデルモンに出くわしてしまう。疑われるダイアナだったが
シガーとジャズの知識を披露してなんとかその危機を乗り切る。

ピーターらは金庫にある偽造書類を何とかすり替えたいのだが、妙案が浮かばない。
だがニールは溶ける素材で書類を作ってすり替えるのを提案する。

まずはジューンに協力してもらう。彼女の歌唱力で完璧なジャズレコードを
作りあげる。ジャケットも含めて完璧な仕上がりになる。早速それをニールが
デルモンに聞かせると、もちろん即答でOKが出る。

ピーターもエリザベス同伴で店に来る。ニールが金庫室ですり替えをしようと
していると予定よりも早くデュサークがやって来る。エリザベスが機転を
きかせて何とか時間を稼ぐ。そしてニールはダイアナと金庫の書類を見事に
すり替える。

デュサークは何も知らずに偽造免許の書類を受け取って帰ろうとモジーの
タクシーに乗る。だがエンジンがかからない。そしてバッグの中の免許を
見ると溶けている。激怒したデュサークは直ぐに店に戻ってアンジェロに
文句を言って詰め寄る所に我らがピーター登場。速攻で彼らを逮捕する。
そしてジューンの熱唱でクラブのショーは大盛況！。

ニールはカギが示す場所を思案していると過去を思い出す。彼は逃走中に
コルクをとっていた。そしてそれを持ってクイーンズの桟橋によく来ていた
のでそこへ来る。そして鍵をかざすとピッタリ鍵が当てはまる。そしてその
鍵に当てはまらない部分がエンパイアー・ステートビルだったのである。

だが同じ頃、ピーターもその事に気づいていて思わずニヤリ。