Criminal Minds S6 #10

「シリアルキラーの娘」

とある閑静なゲートコミュニティー。つまり住宅街へ入るのを居住者に
制限した街で若い主婦が絞殺される。

BAUに早速依頼がきてホッチがメンバーに事件の概要を説明する。
ニューメキシコ州のゲートコミュニティーで2ヶ月の間に主婦3人が殺害
される。管理された居住区なので近所の住民も疑われるが、生活レベルが
どの家庭も似通っているので犯人像が絞り込めなかった。そこでホッチは
視点を変えてプロファイリングすると言う。

ロッシが新人捜査官の訓練を見学している。そこに救助訓練をテキパキと
こなす若い女性がいる。彼女の名前はアシュリー・シーバー。ロッシとは
面識があるようである。

シーバーはロッシに連れられてBAUにやって来る。今回の事件は特殊なケース
の為にオブザーバーとしての協力を要請される。最初は躊躇するも引き受ける
事にする。

BAUに出勤して来てメンバーに紹介される。今回だけのオブザーバーだが、
みんなはシーバーの事情を知らない。彼女は、25人殺害したシリアルキラー
の娘であり、その父親はロッシらが逮捕していたのだった。


ニューメキシコ州ラスクルーセスのゲーテッドコミュニティーに来るホッチ達。
所轄のルイス刑事が出迎える。彼はFBIのセミナーを受講した事があって、独自
のプロファイリングを披露するが容疑者候補は64人にのぼるらしい。

ガルシアは殺人犯の娘と一緒に捜査するメンバーがどうも気になってリードに
電話で尋ねるが「心配ないよ」と返答すると、シーバーに気があると思われて
しまう。

やたらとこの件に興味を示す警備員。ロッシは「サイコパスは権威のある仕事
や制服の仕事に憧れる」と語る。

3人目の被害者オーブリー・ジェイコブズの夫ドリューは進展しない捜査に
イラついてプレンティスに文句を言う。彼は娘が心配らしい。

シーバーはリードが自分の父親の事件をどう認識しているのか気になっている
様子。そしてホッチの提案で住民集会を開く事になる。


モーガンとプレンティスはオーブリーの部屋を調べる。難なく部屋に侵入している
点からリモコン等の機械系に詳しい人物が怪しいとみる。

住民集会が開かれるが、参加していない女性の家に犯人が密かに侵入している。
シーバーは自分の子供時代の事をモーガンらに語る。欲しい物は何でも買って
くれたが、何故かペットはダメだったらしい。その頃犯人は女性の首を絞める。

シーバーの話も参考にしてペットの飼えない家や集会に欠席した住人たちを中心
にプロファイリングする事になった。

プレンティスはシーバーに父親の事を尋ねる。彼女は面会に行かず、届いた手紙も
開封していないと言う。厳しい質問にシーバーも哀しげな表情を見せる。

胡散臭い警備員モリスは詳しい住民の資料を見せると言うのでプレンティスが
ついて行く。彼は濡れ衣での前科があるのでFBIには採用されないのか？と聞いて
くる。（ただの変なおじさん？）


シーバーは被害女性オーブリーのPCを返却しに夫ドリューを訪ねる。彼は娘の
相手をして欲しいと言ってシーバーを招き入れる。

ガルシアの調べでドリューはITエンジニア。そして傷害の前歴があり、夜一人で
外をぶらついているらしい。

ホッチが心配になってシーバーに電話すると居場所をハッキリと言わずにはぐら
かす。そしてドリューの娘の名を出して、居場所のサインを出す。ホッチら
捜査チームはドリューの家へ急行する。

ドリューはシーバーの動きに感づいてナイフを突きつける。すると彼女は自分の
父親もシリアルキラーだったと告白する。それを聞いて怯んで時にホッチが銃を
構えて入って来る。するとドリューは観念したのかホッチに向かって来ると
速攻で蜂の巣にされる。

ドリューに自分の父親を重ねたのか？涙にくれるシーバー。帰りの機内では
彼女が連れてきた子犬を父親に殺された辛い過去も語る。ロッシには「前へ
進め」とアドバイスされる。


勝手にドリューに会いに行った事を注意されたシーバーは「2度とやりません」
と答えて、ホッチも「忘れるなよ」と言う。シーバーのレギュラー決定？

〜今回は〜

アメリカは犯人を射殺するのが基本？の様で、今回のホッチもゆっくりと近づく
ドリューを至近距離から蜂の巣にしましたからね。以前見た番組で、日本の警察
は一発で相手にダメージを与えるのが基本なのに対して、アメリカはいかに多くの
弾丸を相手に撃ちこむかというように銃に対する考えが違うようです。

祝！レギュラー決定の予感？シーバー嬢。ちょっとJJに似た雰囲気で楽しみ！

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では、また